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今、求められるリーダー像とは?ルンバを造った男、コリン・アングル流ものづくり論

2020.12.29

Colin Angle

ロボット掃除機『ルンバ』を世界累計3000万台以上販売し、大ヒットを収めた米アイロボット社のCEO、コリン・アングル氏。彼がいかに「共創力」を身につけ、育み、活用して成功を収めたのかを綴った本『「ルンバ」を作った男 コリン・アングル「共創力」』の中から、いくつかの印象的なエピソードを紹介しよう。

Colin Angle
アイロボット社共同創業者、会長兼CEO。3歳で自宅のトイレを修理した逸話を持ち、エンジニアでありながらスポーツやアウトドアにも精通。マサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューター科学の学位を取得後、1990年にアイロボット社を設立。2002年に世界で初めて商業的成功を収めた実用的なロボット掃除機の『ルンバ』を発売したほか、福島第一原子力発電所事故の際に災害復旧用のロボットを提供するなど、社会的な貢献も行ないながら現在に至る。

今、求められるリーダー像と「共創力」

 ロボット掃除機のトップブランドのアイロボットは、創立30年を迎えてもスタートアップ精神を忘れず、未来へと走り続けている。

 この類い稀な会社を率いるコリン・アングル氏は、オープンマインドで全社的な共感を得ながらビジョンを示し、共通善の実現のために歩んできた。今後も激しい変化が予想されるビジネス環境においては、どの企業にとってもバランス感覚に富む「共創力」で新たな道を切り拓く、彼のようなリーダーが不可欠といえる。

 ジャーニー(旅)に喩えられるその足跡は、事業の拡大と安定を目指す若き起業家や、 組織の硬直化に悩む企業のリーダーはもちろん、子供を創造的に育てたい親にとっても大いに参考になるだろう。

共創力の芽生えと広がり

コリンは、常に彼の知的好奇心を刺激してくれた親の下で、気づかないうちに共創力を身につけていく。MIT在学時にアイロボット設立につながる仲間との運命的な出会いを果たした。

【幼少期〜高校まで】
3歳でトイレを修理! 『モノポリー』も「アルティメット」も共創力の源に

 コリンが、自らジャーニー(旅)と呼ぶ、そのものづくりと共創の人生は、わずか3歳の時から始まっていた。ある日、自宅のトイレの水が止まらないことに気づいて修理会社を呼ぼうとした母親に、コリンが「僕にやらせて」と言う。図解絵本でトイレの水が流れる仕組みを見て覚えていた彼は、母に本を説明してもらいながら立派にひとりで修理をやってのけたそうだ。

 彼の母はコリンや彼の兄弟に交じって『モノポリー』でよく遊んでいたそうだが、一切手加減をせずに彼らを打ち負かした。それは、母なりの人生の教訓を、実地に学ばせる手段だったのだ。そこでコリンたちは、まず戦略的に自分たちが手を結んで母をやり込めることを目標とし、その後自分たちの決着をつける方法を採ることを覚えた。

 またコリンは『フリスビー』を使ってアメリカンフットボール的な競技を行なうアルティメット・フリスビーの愛好家でもあった。毎週のように同好の士を見かけては声をかけ、試合をするためのリーグを結成することに注力していたが、それが人材の選定や組織づくりを担うCEOのトレーニングになったと振り返る。幼少から高校にかけてのこのような出来事は、すべて他者と力を合わせて物事を成し遂げる「共創力」をコリンの中に芽生えさせていった。

幼少期〜高校まで

幼少期〜高校まで

コリンは、幼少時からモノの仕組みを理解したり、工夫していろいろなものを作ることが大好きで、自らロボットに扮したことも。

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