コロナ禍により口のまわりは常にマスクで覆われるようになった。これにより、口の中にはどんな影響があるのだろうか?
「マスクをすると口の中が保湿されますが、これは歯の健康にとってむしろプラスです。逆に乾燥すると歯周病のリスクが高まります」
こう語るのは、虎ノ門ヒルズ トルナーレ歯科・矯正歯科龍醫院の龍信之助先生。だが不思議なことに、歯科に訪れる人の歯の状態は、コロナ禍以前より確実に悪化しているというのだ。
「原因として考えられるのは、テレワークの影響ですね。人の目がないので甘いものを食べながら仕事をしたり、普段は歯磨きの習慣がある人でも、ついサボったりしてしまう。そんなビジネスパーソンは意外と多いように感じます」
確かに、在宅だとついダラダラと食べたり飲んだりしてしまいがち。心当たりがある人は、まず家での口腔ケアを見直してみよう。
「基本はやはり歯磨きですが、歯磨き粉をつけた状態だと、雑に磨いてもキレイになった気がしてしまうので注意してください。理想は歯磨き粉をつけずに13分、歯磨き粉をつけて2分のブラッシング。それとともに、3か月に1度はかかりつけの歯科でクリーニングに行くことをすすめます」
そして重要なのは、テレワークでも生活リズムを整えることだ。
「コロナ禍の影響によって飲み会や会食も減っているので、ダラダラと飲み食いする機会も減っているはず。だからこそ、決まった時間に食事をして、しっかり歯のセルフケアをする。これが重要ですよ」
こう語る龍先生のアドバイスを、ここに紹介する最新口腔ケアアイテムを使いつつ実践してほしい。
虎ノ門ヒルズ
トルナーレ歯科・矯正歯科龍醫院
龍 信之助さん
歯を元の状態に戻すことだけではなく、個々の患者が虫歯や歯周病の知識を高めることを重視。表情筋を動かして口元のたるみや顎関節症も防ぐ『若返りあごトレ』の監修も行なう。
歯科クリーニングのような磨き上がり
Oral-B by Braun『オーラルB iO』
オープン価格(実勢価格約4万1580円)
歯を包み込む丸型回転ブラシの1本1本が振動する「遠心マイクロモーション」を搭載。歯垢を物理的にこすり取る。なお、LEDの発光色によって最適な力加減がわかる親切設計だ。
インタラクティブディスプレイを採用。「舌クリーニングモード」「ホワイトニングモード」「歯ぐきケアモード」「しっかりクリーンモード」など、モードごとのアイコンが表示される。
16度の角度でぎっしりと植毛された専用のブラシは2本付属。スタイリッシュな充電スタンドは本体を着脱しやすいマグネット式。3時間でフル充電が可能。
〈 口腔ケアPoint!〉圧倒的な除去力!
リニアモーターカーの原理により、圧倒的な歯垢除去力が実現しました。ひと味違う磨き上がりをぜひ体感してください」(P&G オーラルケア シニアマネージャー・長村汐乃さん)