人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

今年の新酒の出来栄えは過去最高!絶対飲むべきサントリー「ジャパンプレミアム」注目の新酒

2020.12.07

ワインの新酒と言えば、11月第三木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」を思い浮かべる方が多いと思うが、実は日本でも新酒を祝うイベントがある。それが、毎年11月3日に解禁される「山梨ヌーボー」だ(※)。

山梨県・登美の丘ワイナリーの「2020新酒オンライントークライブ」で語られた、今年のブドウのでき栄えや、サントリーの「ジャパンプレミアム」シリーズから発売された新酒の味わいをご紹介したい。

(※)山梨県ワイン酒造組合では、山梨県で収穫される白ブドウ品種「甲州」、黒ブドウ品種「マスカット・ベーリーA」で造られた新酒ワインの解禁日を毎年11月3日としている。

今年のブドウのでき栄えは? 登美の丘ワイナリーのブドウ栽培・醸造方法

「2020新酒オンライントークライブ」では、登美の丘ワイナリーから望む美しい風景を背に、登美の丘ワイナリー栽培技師長大山弘平さん、品質グループの遠藤有華さん、醸造担当の吉野弘道さんの3名がオンライントークライブを行った。

登美の丘ワイナリー栽培技師長大山弘平さん

登美の丘ワイナリーは最も高いところで標高600mに位置し、畑は南向きの斜面となっている。天気の良い日は富士山や南アルプスも望める。人間も南向きは気持ち良いと感じるが、ブドウにとっても良い環境だそう。

はじめに、今年のブドウ栽培について話があった。

2020年のブドウ栽培

例年通り4月に萌芽(ほうが)し6月に開花した。今年は梅雨が長く、6月から8月頭まで降り続け、例年の2倍も降ったために心配が多かったそうだ。ブドウひと房ずつに「傘かけ」と呼ばれる紙を覆う地道な作業を行い、雨からブドウを守った。

梅雨の心配もあったが、8月からはしっかりと暑く乾燥し、良い天気に恵まれた。約半分のブドウを切り落とし、残されたブドウに栄養を多く送ることでブドウの品質を高めていった。良い天候のもと、しっかりと色が付いたブドウができたため、「今年は良いブドウができた」と評価しているとのことだった。

ワインの醸造

登美の丘ワイナリーの甲州

次に新酒の醸造についてご紹介したい。日本を代表する白ブドウの甲州は緑色ではなく、実は淡いピンク色をしている。甲州を圧搾してジュースにし、酵母を入れて1~2週間ほどアルコール発酵させる。白ブドウは酸化を防ぐために、圧搾の工程が非常に大切だそうだ。

新酒のロゼワインは、黒ブドウの「マスカット・ベーリーA」を白ブドウのように圧搾してから発酵する。黒ブドウの果皮に色があるため、そこからほどよくピンク色が溶け出してくる。

今年は特にブドウの色合いが良かったため、柔らかく潰し、ブドウの重みで自然に流れ出た果汁を発酵させており、すっきりとした味わいに仕上げている。

ジャパンプレミアムの「新酒」のこだわりポイント

サントリーが展開する「ジャパンプレミアム」シリーズの新酒には3つのこだわりがある。

1.山梨県内の複数エリアからブドウを調達

「山梨県」と言っても、標高の違いをはじめ、ブドウが成熟する早さや特徴が異なる。その中でも収穫のタイミングを見ながら、新酒に適したブドウを複数のエリアから選んでいる。
(新酒は登美の丘ワイナリーのブドウは使用せず、山梨県内のブドウを調達している)

2.新酒に最適なブドウ原料を厳選

品質グループ(新酒担当)の遠藤さんが実際に山梨県内の様々な畑に足を運び、ブドウの生育状況を確認し、ベストな収穫時期を見ながら品質を確認した。

新酒の解禁日が決まっているため、山梨県内でも早く熟し、「すっきりさわやかな酸がありながらも、熟したフルーツ感もある」ブドウを意識して選んでいるそうだ。

3.複数の原酒を醸造・ブレンド

新酒はまとめてひとつのタンクで醸造するのではなく、複数回に分けて造り替えをする。個性を持たせた原酒を作り、これらをブレンドしてバランスよく仕上げている。果汁を酸化させないように作ったり、糖度や発酵温度も変えたりしながら、様々な条件でワインを造り分け、目指す新酒の味わいに向けてブレンドしていく。

上写真はブレンド前の甲州の原酒。

甲州は、「いかに華やかでフルーティーな香りを立たせられるか」、「甲州らしい渋みをほどよく残せるか」というところが大切なポイントだそうだ。

今年の新酒はどんな味?おすすめのペアリングメニューとは

今年の新酒は過去最高のでき栄え!

「甲州は、溌溂とした味わいと爽やかな酸味があり、天気の良い絶好のロケーションで飲むと最高です。ロゼは甘くて果実味があり、グイグイ飲んでしまいそうなワインです。8~10度くらいに冷やすのがおすすめですが、少し温度を高くするとより甘めに感じます」とのことだ。品質グループの遠藤さんは「今年は過去最高のでき」と力強く評価した。

実は、去年はジャパンプレミアム甲州とマスカット・ベーリーAの品薄状態が続いていたために新酒の発売がなかった。今年は2年ぶりの発売となる。

早速試飲してみた。薄いレモン色と、きらめくような透明感と清澄度が高い。レモンやライムの柑橘系の香りと、レモンキャンディのようなほのかな甘さが新酒のフレッシュさを表している。通常の甲州ワインはキリっとした味わいが多いが、新酒のフルーティーな味わいもまた、甲州の違った魅力を伝えてくれる。

いちごのような濃いピンク色で、いちごや赤系果実の香りがする。ほんのりとした甘口で、糖度の高いいちごやブドウをかじったときのような甘さが感じられ、すいすいと飲めてしまう。スパイシーな食べ物とも合わせやすい。

新酒に合わせたい料理とのペアリング

甲州は日本固有の品種であり、味わいも繊細なので日本料理にぴったり。ほのかな渋みが和食の味を引き立ててくれる。そんな新酒に合う料理をおすすめしてくれた。

新酒(甲州)×焼鳥(塩)(醸造担当吉野さんおすすめ)

甲州の爽やかな酸味とほのかな渋みが、鶏肉の油をやさしく包んでくれる。焼鳥は2本用意し、1本目はそのまま、2本目はレモンをかけて食べるのがおすすめ。レモンのさわやかな酸味と甲州の酸味の相性も良い。

合わせてみると、甲州のほんのりとした苦みが焼鳥の油をすっきりと流してくれて、後味がさっぱりとする。ネギの甘みとの相性も良く感じた。

新酒(甲州)×桃(栽培技師長大山さんおすすめ)

新酒には、「桃」のニュアンスがある醸造由来の香りも含まれているため、甲州と合わせると相性が良い。桃の缶詰でもOK。細かく切ってサラダに入れるのもおすすめ。

新酒(ロゼ)×オムライス(品質グループ遠藤さんおすすめ)

ロゼは甘みと酸味のバランスが絶妙で、オムライスに使われるトマトケチャップも同様に甘みと酸味のバランスがある。互いが非常によくマッチし、さらに卵の甘みとの相性も抜群だ。

筆者も試したが、相性の良さに大変驚いた。ロゼの甘さとケチャップの甘さが同程度に感じるので、ワインもスプーンを動かす手も止まらなくなる魅惑のマリアージュだ。女性やワイン初心者の方には特におすすめしたい。非常に綺麗な色合いのロゼなので、食卓もとても華やかになる。

新酒の魅力は、なんと言っても摘みたてのフレッシュなブドウの味わいを楽しめることだ。甘い香りが新酒の特徴であり、この香りは熟成していくとだんだん消えていってしまう。長く寝かせたりせずに、購入したらすぐに飲むのがベストだ。

今年のブドウはしっかりと完熟し、「過去最高のでき」と自信を持って届けてくれる、「ジャパンプレミアム」の新酒は数量限定販売だ。今しか飲めない新酒を、おすすめ料理とともに楽しんでみて欲しい。

(番外編)バーチャルワインツアーで登美の丘ワイナリーに行ってみよう!

現在、登美の丘ワイナリーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、工場見学(ツアー)を中止しているが、バーチャルワインツアーを楽しめる動画が公式サイトで公開されている。「栽培編」、「醸造編」、「テイスティング編」と3つのパートに分かれており、自宅からリアルな映像を楽しめる。こちらもぜひチェックしてみて欲しい。

登美の丘ワイナリー バーチャルガイドツアー

※ワインショップは再開しています。

【取材協力】
サントリーホールディングス株式会社

ジャパンプレミアム新酒 オンライン販売サイト

取材・文/Mami
(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
https://mamiwine.themedia.jp/

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年4月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホLIVEスタンド」! 特集は「投資の新常識」&「輸入食材スーパーの極上グルメ」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。