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【カラダが喜ぶ食べ方】食べる順番を工夫する

2020.12.09

 あなたは今から、行きつけの店で昼食を摂ろうとしています。理想とする、刺身もしくは煮魚定食を注文しました。刺身か煮魚、ご飯、味噌汁に、わかめの酢の物と切り干し大根の小鉢がついています。栄養バランスとしては素晴らしいですね。ただし、その食べ順によっては残念な結果となるので注意が必要です。

 このような定食を前にして、まず、おかずとご飯を先に食べてしまう人が多くいます。とくに男性の場合、ご飯をパクパク食べて空腹を落ち着かせ、苦手な野菜は最後に渋々片づけるという姿をよく見かけます。でも、その食べ順はNGです。先のメニュー例なら、まずわかめの酢の物と切り干し大根を食べてください。というのも、ご飯やパン、麺類といった炭水化物は血糖値を上げます。

 血糖値が上がると、膵臓からインスリンというホルモンが出て、上がった血糖値を下げる作用をします。血糖値を下げてくれること自体はいいのですが、インスリンは「老化ホルモン」とも呼ばれ、いろいろ悪さもします。

 つまり、やたらと血糖値を上げてインスリンをたくさん分泌させるような食べ方はしないほうがいいわけです。空腹状態で炭水化物を食べてしまうと血糖値はドカンと上がり、インスリンもたくさん出ます。ところが、先にわかめの酢の物や切り干し大根といった食物繊維を摂っておくと、その後に炭水化物が入ってきても、血糖値の上がり方が緩やかになり、インスリンの分泌も抑えられます。

 まったく同じメニューを完食しても、食べ順次第で健康度が変わるのです。まず、野菜の食物繊維、味噌汁などの汁物、タンパク質のおかずを食べ、炭水化物を最後にもってくる「カーボラスト」という食べ方が、健康を考えたら最も知的です。

 この観点からしても、炭水化物中心の単品物で食事を済ませないほうがいいということがわかるでしょう。

◾️関連情報

世界最新の医療データが示す最強の食事術 ハーバードの栄養学に学ぶ「究極の健康資産」の作り方

文/満尾正(みつお・ただし)

米国先端医療学会理事、医学博士。1957年横浜生まれ。北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療の現場などに従事。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。著書に『世界最新の医療データが示す最強の食事術 ハーバードの栄養学に学ぶ「究極の健康資産」の作り方』(小学館)など。

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