「知りたい情報が中々見つからない……」
「Google検索あるある」の1つではないでしょうか? 実はGoogle検索では、あるテクニックを使うことによって、グッと検索がしやすくなるのです。検索がしやすくなれば、知りたい情報がすぐに見つかるかもしれません。
そこで今回は覚えておきたいGoogle検索のテクニック……「コマンド」の使い方を紹介していきます。
【参照】Google検索ヘルプ
覚えておきたいGoogle検索のテクニック! 主な「コマンド」一覧
それでは早速、Google検索で役立つ、主なテクニックを見ていきましょう。
今回は例として、「PCのGoogle検索画面」を使っています。ですが、スマホのGoogle検索でも同じようにコマンドを使った検索テクニックが実践できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
Google検索のテクニック:複数キーワードをすべて含む検索「AND」
複数のキーワードをすべて含んでいるページを検索したい。そんな時は「AND」コマンドを使いましょう。
例:「スマホ AND 宇宙」
→「スマホ」と「宇宙」の両方のキーワードを含んだ検索結果が表示されます。
Google検索のテクニック:複数キーワードのうち1つ以上を含む検索「OR」
複数のキーワードの内、1つでも含んでいるページを検索したい時は、「OR」コマンドがおすすめです。
例:「パソコン OR タブレット」
→パソコンとタブレットの内、どちらか1つ以上のキーワードを含んだ検索結果が表示されます。
Google検索のテクニック:完全一致検索「“”」
キーワードが完全一致している検索結果のみを表示したい時は「“”」のコマンドが使えます。
例:「“ディファクトスタンダード”」
→「ディファクトスタンダード」というキーワードに完全一致している検索結果が表示されます。
Google検索のテクニック:本文の検索「allintext:」
指定したキーワードが本文内に含まれているページを検索したい時は、「allintext:」の使い勝手が良いです。
例:「allintext:タピオカ パンケーキ カフェ」
→タピオカ、パンケーキ、カフェというキーワードをすべて含んでいるページが検索結果として表示されます。
Google検索のテクニック:タイトル検索「allintitle:」
指定したキーワードがタイトル内に含まれているページを検索したい。そんな時は、「allintitle:」がおすすめです。
例:「allintitle:ゲーム おすすめ 2020年」
→ゲーム、おすすめ、2020年というキーワードをすべてタイトルに含んでいるページが検索結果として表示されます。
Google検索のテクニック:特定の言葉を検索結果から除外「-」
特定のキーワードを検索した時、別のキーワードが検索結果の上に表示されて、中々目的の情報にたどりつけず苦労したことはありませんか? そんな時には「-」(マイナス)のコマンドを使いましょう。
例:「お茶 -通販」
→「通販」というキーワードが入ったページが検索結果に表示されません。
Google検索のテクニック:URL検索「allinurl:」
URLに特定のキーワードを含むWebサイトを検索したい時は、「allinurl:」のコマンドがおすすめ。
例:「allinurl:dime」
→URLに「dime」が入ったWebサイトが検索結果として表示されます。
Google検索のテクニック:特定のサイトを検索「site:」
特定のWebサイトを検索したい時、おすすめのコマンドが「site:」です。
例:「site: https://dime.jp イヤホン」
→@DIME(https://dime.jp)のサイト内で、「イヤホン」のキーワードを含むページが検索結果として表示されます。
Google検索のテクニック:キーワードの意味を検索「define:」
キーワードの意味を知りたい時は、「define:」が便利です。
例:「define:エグゼクティブ」
→「エグゼクティブ」の意味が検索結果上位に表示されます。
Google検索のテクニック:補完(ワイルドカード)検索「*」
「作品名やキーワードを断片的に覚えている」。そんな時には「*(アスタリスク)」を使った、補完(ワイルドカード)検索を使いましょう。
例:「*の白い馬」
→「スーホの白い馬」など関連性の高い検索結果が表示されます。
Google検索のテクニック:類義語検索「~」
「~(チルダ)」という記号を使えば、キーワードの類義語も検索し、表示できます。
例:「野球 ~ランニング」
→野球と「ランニング」の類義語(走る、ジョギング、マラソン、持久走など)を含んだ検索結果が表示されます。
Google検索のテクニック:郵便番号を検索「(住所)」
特定の住所の郵便番号を知りたい場合は、そのまま検索バーに住所を打ち込みましょう。
例:「東京都西新宿2-8-1」
→〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-8−1 といったように郵便番号が表示されます。
Google検索のテクニック:数値の範囲を決めて検索「..」
年代や値段の範囲を指定して検索できる「..(ピリオドが2つ)」も便利なコマンドの1つです。
例:「1996..2006 甲子園 優勝」
→1996年から2006年に甲子園で優勝した高校が検索結果に優先して表示されます。
ほかにもある! Googleの検索テクニック
Google検索を使いこなすテクニックは、ほかにもたくさんあります。
上の写真のように計算結果が表示されたり、下の写真のように「こちらを検索しますか?」と電卓が表示されるのをご覧になったことがありますか?
例えば手元に電卓がない時、少し複雑な計算も検索バーに打ち込めばすぐに答えを導き出せます。計算式には+(たす)、-(ひく)、/(わる)、*(かける)のほか%や^も使用できます。
ほかにも「地名 天気」と検索することで、特定の地域の天候もチェックできます。
さらに、応援しているスポーツチームの試合結果や日程を即座に知りたい人は、チーム名だけを検索してみましょう。
Googleの検索テクニックが覚えられない…そんな時は「検索オプション」
使い勝手の良いGoogleの検索コマンドですが、そのすべてを覚えるのは難しいかもしれません。そんなユーザーにおすすめなのが、Googleの検索オプションです。
コマンドを入力しなくても簡単に詳細検索ができます。気になる人はぜひチェックしてみてください。
【参照】Google 検索オプション
Google 画像検索オプション
※データは2020年11月中旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸