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注目すべきはレジリエンスの高さ、Withコロナに適応しつつある世界のサブスクリプションサービス業界

2020.11.27

今、新型コロナウイルスの影響により、消費者、世界経済、そして企業は困難な時代に早急に適応することを求められている。

その中で1つ明らかになったことは、「サブスクリプションビジネスが持つレジリエンス(回復力/復元力)の高さ」だ。ここで興味深いレポートを紹介したい。

今回Zuora Japanは、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡がりをみせた2020年3月~5月末までの3ヶ月間において、世界のサブスクリプション企業が収益性にどのような影響を受けたのか、また、いかに対応したのかを、グローバル700社以上のデータから分析・考察した「Subscription Impact Report: COVID-19 Edition (第3版)」の日本語版を発表した。

新型コロナウィルスによるサブスクリプションの成長への影響

今回の調査では、50%のサブスクリプション企業が自社の新規顧客獲得率に重大な影響は見られなかったとしていることが分かった。18%の企業は自社のサブスクリプション成長率が加速している、17%の企業は成長率は減速しているがいまだ プラス成長を続けている、残りの14%の企業はマイナス成長であると見ている。

2020年3月~5月末のサブスクリプション成長率(新規契約獲得成長率)を直前の12ヶ月(2019年2月~2020年2月)と比較すると、成長の加速を見せた業界がある一方、逆風に直面している業界もある。通信ソフトウェアやテレコム/ユーティリティなどの一部のセグメントは3月のサブスクライバーの成長が低下しているが、5月のデータは、これらの業界がパンデミック前の成長率に戻ってきていることを示している(限定的な影響)。

サブスクリプション企業はすでに“ウィズコロナ”に適応しつつある

すべての業界においてサブスクリプション成長率がパンデミック前の水準に戻りつつある傾向が見られた。サブスクリプション企業の多くは、新型コロナウイルスによる環境の危機的な変化に伴うサブスクライバー(契約者)のニーズ変化を的確に捉え、迅速に提供サービスやプライシングを変化させることで既存顧客の解約を防ぎ、新規顧客の獲得のためのチャンスに変えることで“ウィズコロナ”の環境に適応しつつあると言える。

 

COVID-19以降のサブスクリプション契約一件あたりの収益成長

一件あたりの収益成長率は依然としてプラスを維持。大多数の企業のサブスクリプション契約一件あたりの収益成長は引き続きプラス傾向にあると考えられるが、成長率は減速している。

一般消費者向け会員サービスのサブスクリプション契約一件あたりの収益はマイナス成長。COVID-19前と比較して、当該サブスクリプション商材に対する一般消費者の支出は減っている。

その一方、IoT系のサブスクリプション商材におけるサブスクリプション契約一件あたりの収益成長は加速。一般的に、サブスクリプションの成長(新規顧客獲得)が低下するにつれて、サブスクリプション契約一件あたりの平均収益は増加するが、COVID-19の影響で、IoTサービス全体で既存顧客へのアップセルが増加した。

ソフトウェアおよびハイテク企業でのサブスクリプション契約一件あたりの収益成長はプラスであるとはいえ減速しており、COVID-19前と比較すると既存顧客へのアップセル機会が減少している。 同様に、メディア企業のサブスクリプション契約一件あたりの収益も、まだ成長しているとはいえ、COVID-19以降減速している。

構成/ino.

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