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中小企業経営者が資金調達で困っていることTOP3、3位担保できるものがない、2位金融機関の貸し渋り・打ち切り、1位は?

2020.11.27
経営者にとって、会社を経営するうえで重要な仕事の一つが「資金調達」だ。では中小企業の経営者は、どのように資金を調達しているのか。
今回、社長のきもちは中小企業の経営者(従業員規模200名以下)を対象に、資金調達に関するアンケートを実施した。今、資金調達について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

中小企業の資金調達で困っていることは◯◯

はじめに、中小企業の経営者の資金調達方法から。

「現在どのような方法で資金調達をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『金融機関からの融資や借入(50.5%)』と回答した人が最も多く、次いで『経営者の自己資金(47.4%)』『補助金や助成金(32.1%)』『株式の発行(12.8%)』『クラウドファンディング(5.4%)』『ファクタリング(2.6%)』と続いた。

では、そんな資金調達でどのようなことに困っているのか?

「資金調達で困っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『補助金や助成金の申請書類の作成(30.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『金融機関からの貸し渋り・打ち切り(22.9%)』『担保できるものがない(22.7%)』『資金調達までの時間(21.2%)』『補助金や助成金の打ち切り・終了(16.2%)』『株主や出資者探し(10.4%)』と続いた。

補助金や助成金の申請のための書類が複雑で作成が難しいと感じているのかもしれない。

また、中小企業によっては、金融機関からの貸し渋りや打ち切りといったことが起きており、資金調達で厳しい状況に立たされている経営者も少なくないようだ。

資金調達で苦労したエピソードとは?

・ほぼ通ると言われて土壇場でダメになったこと(40代/男性)

・売掛金の回収が思うようにいかなかったこと(50代/男性)

・各種申請書類を業者を使わず作成するので、問い合わせ、確認に手間や時間がかかった(50代/男性)

・金融機関の貸し渋りがここまできついとは思わなかった(50代/男性)

3割以上が資金調達が上手くいかず倒産や休業の危機に陥った経験があると判明

先程の調査で、中小企業の資金調達方法や、資金調達で困っていることが明らかに。金融機関からの貸し渋り・打ち切りや補助金や助成金の打ち切り・終了などにより、資金調達先が確保できないと、会社の経営にも関わってくるだろう。

では、資金調達が上手くいかず倒産や休業の危機に陥った経験はあるのか?

「資金調達ができずに倒産や休業の危機に陥ったことはありますか?」と質問したところ、3割以上の方が『ある(32.6%)』と回答した。

なんと、経営者の約3人に1人が、資金調達が難航し倒産や休業の危機に陥ったことがあるようだ。では、どのようにしてその危機を脱することができたのか?

私の会社はこの方法で危機を脱することができた!

・関係する地銀の融資体制が変わり、幸運にも、援助の要請をいただけた(30代/男性)

・資金調達で苦労していた時に大きな仕事の依頼があり何とか切り抜けた(50代/男性)

・緊急に貸してくれる、地元ではない金融機関を見つけた(50代/男性)

・粘り強い交渉で金融機関を説得した(50代/男性)

などの回答が寄せられた。

資金調達で気になっている方法はクラウドファンディング 

ここまでの調査で判明したように、会社の資金調達方法は金融機関からの融資や経営者の自己資金など様々ある。では、中小企業の経営者は、どのような資金調達方法が気になっているのか。

「資金調達で気になっている方法を教えてください」と質問したところ、『クラウドファンディング(40.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『ベンチャーキャピタル(12.4%)』『ファクタリング(11.8%)』『エンジェル投資家(7.6%)』『ビジネスコンテスト(3.7%)』と続いた。

最近では、資金調達方法も多様化しているため比較的新しい方法に注目している方が多いのかもしれない。続いて、経営者が気になっている資金調達方法TOP3の理由を見ていこう。

クラウドファンディングが気になる理由

・経営趣旨に賛同してもらえれば、資金が集まる可能性があるため(50代/女性)

・会社の知名度アップや宣伝にもなりそうだから(50代/男性)

・財政状況に関係なく、資金調達することができるから(50代/男性)

ベンチャーキャピタルが気になる理由

・比較的大きなお金が作れるため(40代/男性)

・企画の良さが評価されるため(50代/男性)

・調達までの所要期間が短いと思うので(50代/男性)

ファクタリングが気になる理由

・調達方法の拡大化につながる可能性があるから(50代/男性)

・信用ある取引先で売掛回収サイトが長い場合には利用できるかもしれないから(50代/男性)

・コストダウンに繋がりそうだから(50代/男性)

などの回答が寄せられた。

会社の資金繰りで難しいと思うことは「悩みを共有できる相手がいないこと」

ここからは、中小企業の資金繰りに関して。中小企業の経営者は、会社の資金繰りにおいてどのようなことを難しいと感じているのか?

「会社の資金繰りで難しいと思うことを教えてください」と質問したところ、『悩みを共有できる相手がいない(32.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『税理士の意見を鵜呑みにしてしまう(17.9%)』『銀行から定期的に融資を受けられない(17.4%)』『売上はあるが現金が不足している(16.6%)』と続いた。

会社の資金繰りにおいて、「孤独感」を抱えている経営者が多いのかもしれない。経営者の判断によっては、経営危機に陥ってしまうこともある。

そのため、資金繰りという重要な判断が求められることへの責任と緊張、誰にも相談できない不安を抱えていることが明らかになった。

資金調達に関するアンケート

調査期間:2020年7月17日(金)~2020年7月20日(月)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,030人
調査対象:中小企業の経営者(従業員規模200名以下)
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

構成/ino.

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