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300近いブランドが存在!南アフリカがジンの産地として注目されている理由

2020.12.07

昨今のワインブームは皆さんご存知の通り。

筆者もワインは大好きなので世界中で現地のワインをがぶ飲みしている。(笑)

さて、今回のテーマは、”ワインブームの次に来るお酒は?”

である。これについては確信がある。

それは、ジン。

いや、実は既に世界ではジンブームは始まっている。

ジンの注目産地、アフリカ

皆さんもきっと飲んだことがあるであろうジン・トニック。そう、ジンを使用する代表的なカクテルであり、飲酒された方なら必ず1度は飲んだことがあるだろう。

でも、実は奥深いジン・トニック。使用するジンによってジン・トニックの味わいは大きく異なるのである。

大麦やライ麦をベースとして、ジュニパーベリーなどのボタニカルで香り付けをして蒸留されたお酒がジン。

なぜジンが注目されているのか?

キーポイントは、香り付けする”ボタニカル”にある。

ここで産地の個性が生まれ、ストーリーが生まれるわけである。

そしていま、世界の人々はボタニカルを通じたストーリーに思いを馳せ、ジンに魅了されてきているのである。

その中でも注目の産地はどこか? と聞かれると、実はアフリカであると聞くと皆さんは驚かれるかもしれない。

南アフリカをはじめ、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、ケニアなど、実は各地で”ローカルジン”が続々と生まれている。筆者も実はアフリカのマダガスカルでジンを生産できないか、密かに研究中であったりもする。

その中でもジンの世界の注目は南アフリカ。

いまから25年前、1994年、ジンの作り手であるロジャー・ジョーゲンセン(Roger Jorgensen)がジンの蒸留所をスタートさせたことが発端。特にこの5年、南西部ウエスタンケープ州からクワズール・ナタル州、ヨハネスブルグ、更には北東部ムプマランガ州と驚異的な勢いで南アフリカ全土に蒸留所は広がり、今や50以上の蒸留所が存在、販売されているブランドはなんと300弱もある。

南アフリカに広がる珍しい植物相

なぜ南アフリカなのか?

それが、キーポイントである”ボタニカル”である。

世界中の植物の起源は6つの植物相(Plant Kingdom)に分かれる。そんな植物相の1つがCapensisと呼ばれる、いまでいう南アフリカ共和国。

世界で最も小さい植物相でありながら、最も豊富な種類を有した相である。

筆者の運営するオンラインフラワーショップ「世界の花屋」でもプロテアやピンクッションなどの南アフリカ産ネイティブフラワーが人気だが、これらも元々はCapensisという植物相を起源としている。だから、南アフリカで花が育っているわけである。

閑話休題。

そんなCapensisという世界ナンバーワンとも言える植物相が南アフリカ産ジンの拡大の背景である。

ちなみに、その中でも注目されているクラフト・ジンの1社がAutograph社。

いまでも手作りにこだわるその製法は数々の賞を受賞し、2019年にはアフリカ地区最優秀ジンの称号も得ている。

現在はヨーロッパを中心に輸出されているが、近々日本にも展開開始するのだとか。

筆者も日本でそんな彼らのジンを頂くのが楽しみである。

冒頭の話に戻る。

例えばジン・トニックで、是非、その香りから産地を想像してみてほしい。

きっと、酔いとともに知的好奇心も湧きたてられる素晴らしい時間になるはずだ。

文/小林邦宏
旅するビジネスマン。これまで行った国は100ヶ国以上。色んな国で新しいビジネスをつくるおじさん。
現在は新型コロナウィルスの影響で海外渡航制限中により国内で活動中。
オフィシャルサイト:https://kunihiro-kobayashi.com/
Youtubeチャンネル:「旅するビジネスマン 小林邦宏チャンネル
Twitter: @kunikobagp
著書:『なぜ僕は「ケニアのバラ」を輸入したのか?』(幻冬舎)

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