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「なんとなく食べる」から「とりあえず食べる」存在に!もっと見直されてもいい「シュウマイ」の価値

2020.11.24

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

今年6月に設立された日本シュウマイ協会

日本全国のシュウマイを食べ歩いている、シュウマイジャーナリスト・研究家のシュウマイ潤氏が発起人となり、今年6月に日本シュウマイ協会を設立、シュウマイを販売する企業、団体と共にシュウマイの輪を広げる場として誕生した。また、「つ・つ・む」から2月26日を「シュウマイの日」に制定した。

日本シュウマイ協会と、味の素冷凍食品、招福門による「シュウマイムーブメントプロジェクト発表会」が開催され、シュウマイの基本価値として「蒸し調理は油不要でヘルシー、重たくないのに食べ応えがある」、「大きさや個数も自在で、様々な食シーンで楽しめる」、「素材のうま味を感じられる、アレンジの幅が広い万能メニュー」を挙げ、令和は「“なんとなく”選ばれないシュウマイから、“とりあえず”の一品として選ばれるシュウマイ」へ、シュウマイの価値が変化する時代であることを宣言した。

○味の素冷凍食品のシュウマイへの取り組み

「当社は冷凍シュウマイ市場においてシェアNo.1。直近はコロナ禍で、冷凍シュウマイの需要が伸び、購入意向もリピート意向が9割と非常に高いことから、『ストックできる』『大きさや個数が調整できる』『どんな食シーンでも便利である』といったシュウマイの価値が広まってきている。これを受けて今後は、冷凍シュウマイで内食・中食・外食すべてに おいて横断的に下支えしていきたいと考えている」(味の素冷凍食品 マーケティング本部 国内統括事業部 製品戦略部 朴泰洪氏)

同社の今後の活動内容として、厳しい状況が続く飲食店に、『とりあえずシュウマイセット』で営業支援を行う。また、日本式餃子の魅力を広めるための期間限定店「GYOZA IT.」にて、異例のシュウマイ販売に取り組む。下記はGYOZA IT.のテイクアウト用「GYOZA&シュウマイ黒豚W弁当」(800円・税別以下同)と「黒豚シュウマイ」(3個・300円)。

○招福門のシュウマイへの取り組み

「1999年に生まれた招福門は、横浜中華街で初めて飲茶に特化したお店。『蒸し料理・シュウマイ』はニッポンの中華食文化の一つと考え、シュウマイの普及活動を行っている。シュウマイの食べ比べや、地元神奈川県の食材を主に使ったオリジナルシュウマイ、崎陽軒焼売工場見学、日本全国鍋グランプリでシュウマイ鍋を考案するなど様々な取り組みを行ってきた。コロナ禍の今年4月からは、おうちで作れるミールきっと『シュウマイ握り体験キット』を販売。現在は、横浜中華街で『シュウマイ食べ歩き』イベントを計画中している」(招福門 常務執行役 北村徹氏)

2021年の活動では、中華街全体を巻き込んだイベントとして、「幸運のお宝」を求めて様々なシュウマイを食べ比べながら謎を解き、街を探検する企画を考案中とのこと。

令和はシュウマイの時代?実はポテンシャルの高いシュウマイの価値とは

2015年ごろからシュウマイの研究を始めて、さまざまなシュウマイを食べてきたシュウマイ潤氏が「令和こそシュウマイの時代!」と、シュウマイの魅力や、シュウマイの持つポテンシャルの高さなどを熱く語った。

「飲食店で食べ歩くことが多いが、この1~2年、魅力を存分に楽しめるシュウマイ専門店が続々オープンし、ブームの兆しを実感している。『野田焼売店』と『焼売酒場 小川』がシュウマイ第7世代の先駆け。野田は揚げとか焼きとか蒸し以外のシュウマイの魅力を初めて広めた店舗。小川は元はビストロで、シェフがシュウマイを作る新感覚のシュウマイ。斬新だが完成度の高いシュウマイをいち早く出している。

新幹線のおつまみ選手権でも、過門香(東京駅グランスタ)のシュウマイが1位になり、旅のお供としても定着しつつある。スーパーのお惣菜でも人気。高級スーパーの成城石井はベーシックなものから、『トマトとモッツァレラの鶏焼売』といった変わり種も早くから出していて、シュウマイは年間50万パック売れている。他のスーパーでもオリジナルシュウマイを出すなど、手間抜きおかずとしてギョーザに続き、シュウマイも浮上してきている。

それぞれの土地の食材を活かしたご当地シュウマイも。佐賀の『いかシュウマイ』は九州のお土産としてかなり定着している。大阪で昔から愛されている『一芳亭本店の焼売』、群馬の『コロリンシュウマイ』はおやつとして食べられている。

シュウマイは薄い皮で包むので水分を保持して、うまみが凝縮され、蒸し、揚げ、焼きと、調理方法も多種多様。電子レンジ調理に向いている円柱型は他のおかずにはない特徴で、高いポテンシャルを秘めている。シュウマイの価値は『油を使わずヘルシー、重たくないのに食べ応えがある』、『大きさや個数も自在で、様々な食シーンで楽しめる』、『素材のうま味を感じられる、アレンジの幅が広い万能メニュー』。

実際に冷凍シュウマイをアレンジして食べたことのある人は全体の2割ほど。アレンジ方法としてラーメンや鍋といった汁ものに入れるという方が38.7%だが、これは僕もおすすめのアレンジ。また、つけるたれを変えることでもシュウマイはバリエーションが楽しめるのも魅力」(シュウマイ潤氏)

冷凍シュウマイを使ったアレンジメニュー

料理研究家・五十嵐ゆかりさん考案の、冷凍シュウマイを使ったアレンジメニュー。味の素「プリプリのエビシュウマイ」を使った「やみつきのガーリックシュリンプ風」は、プリプリのエビをガーリック風味で食べるおつまみシュウマイとして酒のお供にぴったり。

味の素「ザ★シュウマイ」を使った「酒泥棒シューマイ」は、油淋鶏風にアレンジしたシュウマイで、こちらもビールと相性が良いおつまみシュウマイ。いずれも冷凍シュウマイを使っているので簡単にできるのがうれしい。

【AJの読み】アツアツでさらにおいしく!セイロを使った蒸し調理もおすすめ

味の素冷凍食品の「ザ★シュウマイ」と「黒豚大焼売」は、電子レンジ調理で手軽に本格的なシュウマイが楽しめるが、時間があるときにおすすめなのがセイロを使った蒸し調理。

セイロを使った調理は意外と簡単。家にあるフライパンに水をたっぷりと入れて、蒸し板を置いて火にかける。焦げるのを防ぐためにセイロは使う前に水で濡らしてから、セイロ内部にセイロ用紙(クッキングペーパーでもOK)を敷いて冷凍シュウマイを並べる。蒸し板の穴から蒸気が上がったらセイロをのせて、ふたをして10分~10分30秒蒸しあげればできあがり。蒸し時間は個数に関係なくこの時間で。

蒸し調理だと、湯気が立ち上るアツアツの状態で食べることができ、セイロの香りもほのかに感じて本格的なシュウマイの味が味わえる。セイロは蒸し器よりも簡単にできるし、おこわや野菜蒸しなどの調理や、シュウマイ以外にも中華まんやパンの温めにも使えて、下に大きな皿を敷けば、セイロごと食卓に出せるのでとても重宝する。ぜひお試しを。

文/阿部純子

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