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2020年第2四半期に中国で売れたスマホの3分の1が5G対応モデル、シェアトップはファーウェイ

2020.11.17

Huaweiは60%もの巨大シェアを5Gスマホ市場で獲得

コロナの流行が治まり中国の経済活動が再開されたが、消費者の不安は拭えない。端末メーカーもキャリアも、端末や料金プランを値下げして、積極的に5Gをプロモーションしている。

この結果、「2020年第2四半期に中国で売れたスマートフォンの1/3が5G機種」ということがカウンターポイント社の調査で明らかになった。

図1: 主要メーカーの中国におけるスマートフォン販売台数シェア(%)

厳しい競争環境について、カウンターポイント社のリサーチアナリストFlora Tang氏は以下のようにコメントしている。

「Huaweiは相変わらず中国市場において最強のポジションを獲得しており、この四半期には46%のシェアを獲得した。市場全体が減速する中で、Huaweiは前年比14%成長している。最新のスマートフォンにGMSを搭載できなくなり、海外市場での出荷が急減速しているHuaweiにとって、中国は最も重要な市場となっている。Huaweiはオンライン、路面店ともに流通販売ネットワークに対して潤沢に投資を行ったことが功を奏した。また、Huaweiの5G端末のラインナップは、高級機のMate 30やP40シリーズ、それに中位機種のNova 7シリーズと急速に充実した。

成長率でみると、Appleがこの四半期最速で伸びたメーカーとなり、市場が落ち込む中、Appleは前年同期比32%と見事な成長を遂げた。これはiPhone 11が依然として人気であることと、値下げによる。iPhone SE も2020年第2四半期に最も売れたiPhoneベスト3に躍り出た。今年に入ってから、COVID-19流行後の6月が、スマートフォンの最も売れた月になり、Xiaomiは対前月比+42%、Huaweiは対前月比+11%と大幅販売増となった」

図2: 2020年第2四半期におけるスマートフォンメーカーの売上成長トレンド

出典:Monthly Smartphone Market Pulse, 2020年7月

5Gスマートフォンの中国における普及について、カウンターポイント社のシニアアナリストEthan Qi氏は以下のようにコメントした。

「中国のスマートフォン市場の減速にもかかわらず、中国の端末メーカー各社は、2020年第1四半期にCOVID-19の影響で中断していた5G端末の開発を再び加速させている。第2四半期には、販売されたスマートフォンの33%が5G対応機種だった。

第1四半期にはこの数字は16%に過ぎなかったが、比率は6月にはさらに高くなり、販売されたスマートフォンの4割以上が5G対応機種となった。中国の5Gスマートフォン市場はすでに寡占が進んでおり、HOVX(Huawei、OPPO、Vivo、Xiaomi)が市場の96%を占めている。

5Gスマートフォン市場を牽引するHuaweiの販売シェアは60%になり、これにVivo、OPPO、Xiaomiが続く。中国の5Gスマートフォンは、いまなお400米ドル以上の中~高級機種の価格帯に位置するが、低位機種の価格帯に向けて、価格は急速に下がっている。高級機種はHuaweiの独壇場であるが、中位セグメントでは、Huawei、OPPO、Xiaomi、Vivoがそれぞれ豊富な品揃えをしている」

構成/ino.

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