今回、日本で開催されているワールドカップ。週を追うごとに勝敗の話、また会場や、日本の素晴らしいおもてなしの心など、素敵な話が聞こえてくるようになった。大会はまだまだこれからが本番! 皆でさらに盛り上げていこう!
日本代表選手の時、世界の舞台で聴く「君が代」は特別だった
だから、世界中のチームに尊敬と、応援に来た人へ心からのおもてなしを!
今回のワールドカップはラグビー先進国以外で初めて(アジアで始めて!)開催される大会である。そこで、ラグビーを愛する我々としては、日本らしさを出しながら、ラグビーというスポーツの持つ魅力を伝え、大会を盛り上げていけるかということが大事になる。
試合は選手にがんばってもらうとして、僕としてはそれ以外の部分で自分ができることを精一杯やっていきたいと考えている。その活動のひとつがScrum Unison (スクラム ユニゾン)だ。
これは、出場国の国歌やアンセム(ここでは応援歌を意味する)をスタジアム、ファンゾーン、レストランなどで海外のラグビーファン、選手と一緒に歌おうという仕掛けだ。
スポーツの国際試合では、試合開始前に、国歌を斉唱する。ラグビーもしかり。国歌斉唱の時に感極まって涙する選手も珍しくない。国を背負って厳しい練習を重ね準備をしてきたのだ、当然ともいえるだろう。
この国歌やアンセムを皆で歌いたい。そう思ってスクラム ユニゾンは活動をしている。YouTube(www.youtube.com/channel/UCusxocXpWDbrPmhocOsOjwA)を見ればおわかりいただけると思うが、カラオケみたいになっていて、ひとりでも練習できる仕掛けだ。
この他にも、我々のホームページもしくはワールドカップ公式ホームページから歌詞もダウンロードできるので、ぜひいろいろな国の歌を練習して、試合の際に歌ってほしい。
準備は整った! 是非ともアクションしてほしい。人と何かを共にする経験は貴重。それが外国の人と一緒であれば尚更良い刺激になるだろう。
皆で歌って、試合を見て最高の思い出を一緒に作ろう!
文/廣瀬俊朗(80min.編集部)