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楽天モバイルがNo.1通信キャリアになる日はやって来るか?

2020.11.13

楽天モバイル社オンライン記者会見より

 シンプルかつ格安料金で消費者の注目を集める楽天モバイルが、5G対応・オンライン即日開通でサービスをアップグレード。11月4日のオンライン記者会見で同社が明らかにした。さらなる顧客獲得を目指して全速前進する同社サービスには、対応エリアや品質に課題アリだが、首都圏ユーザーならば契約する価値ありだろう。

税抜2980円ポッキリ価格で料金の安さを重視する利用者の心をつかむ

 モバイル関連の市場調査で知られているMMD研究所が11月9日に発表した「2020年11月大手4キャリアの満足度調査」結果によれば楽天モバイルは料金部門と総合満足度で1位を獲得。利用者が最も重視している「月額料金の安さ」に合致した結果だ。

引用元:2020年11月大手4キャリアの満足度調査/MMD研究所

引用元:同オンライン記者会見

 楽天モバイルは11月4日の記者会見で「ZERO宣言」を発表。今まで常識となっていた新規契約やMNP転出時の手数料などを無料にした。また月額料金は税抜2980円のプランのみで、通話し放題、通信し放題。次世代通信規格で注目を集める5Gも同料金内で利用できる。料金の安さを望む利用者が、ますます楽天モバイルを手に取りやすい格好になり他キャリアとの差別化を図る。

 海外66の国と地域の通話がかけ放題になるサービスや、子ども向けのスマホフィルタリングサービスなどのオプションサービスは別料金となる(下図)

■オプションサービスの例

引用元:楽天モバイル

引用元:同オンライン記者会見
価格が安い理由は、通信設備投資を抑えて運用コストを削減したためと説明。

eKYCとeSIM対応でオンライン手続き&即日開通を実現

引用元:同オンライン記者会見

eKYC:electronic Know Your Customerの略称で、電子的な本人確認手続きのこと。
eSIM:embedded Subscriber Identity Moduleの略称で、利用者情報を書き込むSIMをスマホ本体に埋め込んだもの。

 これら2つの要素があれば、郵送や店舗来店不要で楽天モバイル回線を即日開通させられる。

引用元:同オンライン記者会見

 eKYCに対応する本人確認書類は11月9日現在で運転免許証のみだが、スマホのカメラで運転免許証と共に写る顔写真を楽天モバイルに登録する手続きで本人確認が完了する。楽天モバイルでは「AIかんたん本人確認」という名称で、AIを活用しての手続きサービスであることを強調。

 契約手続き時にひと手間かかる本人確認。運転免許証や保険証などの画像を送信し、本人しか受け取れない書留郵便を受け取らないと手続きが完了しない不便さがあるのを解消してくれる。

引用元:同オンライン記者会見

 eSIMでは対応する端末利用が前提となるが、契約手続きが終わると楽天モバイルがスマホ内のeSIMにオンライン経由で利用者情報を書き込んでくれる。書き込みが終わるとすぐに楽天モバイルが使い始められる。eSIMに対応していない場合は契約手続き完了後にSIMカードが届くまで回線が利用できない。

 対応端末は、iPhoneだとXS/XR以降の機種、ほか楽天モバイルオリジナルのRakuten Miniなどが対象。

現状では他キャリアに遠く及ばない「人口カバー率」を如何に底上げできるか?

 価格の安さに優位性がある一方、通信可能なエリアの割合である人口カバー率の低さに課題がある。首都圏や主要幹線道路沿いは利用できるので、首都圏で生活して使う分にはほとんど気にならないレベル。しかしいつでもどこでも繋がってナンボの通信回線としては力不足感が否めない。

引用元:2020年度第2四半期決算説明/楽天

 楽天モバイルの親会社楽天が8月11日に発表した決算説明(上図)では、2021年夏頃には人口カバー率96%の達成を見込んでいると説明。この見込み値は当初計画よりも5年前倒しで進んでいるという。他キャリアと肩を並べるのはもうすぐのはず。

文/久我吉史

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