
会社にCIO(最高情報責任者)が必要だという声が70.4%
BlueMemeの調査により、7割の経営者・役員がDXを知っていると回答し、うち9割以上が経営課題として捉えているという問題意識の高さが明らかになった。
さらに、BCPにおいてDXが重要であると9割強が回答したことから、不確実なビジネス環境で持続的成長を保つためにはDXが要だと考えられていると言える。
また、DXが進められていない理由として、「ゴール設定がわからない」「優先すべき他の取り組みがあり手が回っていない」「推進する担当者不在」などが多くの理由として挙げられたことから、経営視点で企業の情報設計を図るエンタープライズアーキテクチャの必要性があらためて浮き彫りになった。
しかしながら、企業の情報設計の要ともいえるCIOについては、3割強が知らないと答え、知っていると答えた人の4割弱が自社にCIO不在という現状が明らかに。
CIO不在の企業において、「システムの会社であるため、取締役全員がそのようなスタンスで常に業務に取り組むことが求められている」「他役職との兼務で十分」などの回答も得たものの、エンタープライズアーキテクチャを活用する役割としてのCIOの重要性は今後益々高まることが予想される結果となった。
調査概要
調査期間:2020年6月19日~6月29日
調査方法:インターネット調査
調査目的:企業のDXおよびCIOに関する実態調査
有効回答:従業員数100名以上の経営者・役員107名
構成/ino.
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