小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

つみたてNISA人気の陰で選ばれにくくなった「アクティブファンド」の特徴と魅力

2020.11.08

つみたてNISA対象の投資信託のほとんどがインデックスファンドです。投資になれてきたら、アクティブファンドにも目を向けてみてはいかがでしょう。

投資信託の種類「インデックスファンド」「アクティブファンド」

投資信託は、投資家から小口で集めた資金を大きなまとまりにして、運用のプロが株式や債券などで、投資方針に従って運用する金融商品です。

投資信託の種類には、運用方針によってインデックスファンドとアクティブファンドの2種類に大きく分かれます。

インデックスファンドは、日経平均株価、TOPIXなど指数に連動するように運用する投資信託です。コストが低く、広く分散投資できるのが特徴です。そのため、保有期間中にかかる信託報酬や買付時にかかる手数料が無料のノーロード投信であることが多くなっています。

信託報酬は長期投資するほど、運用利益に大きな影響を及ぼすことから、インデックスファンドは長期運用に適しています。

それに対して、アクティブファンドは、日経平均などの指数を上回る運用成果を目指す投資信託です。その結果、個別企業の分析や経済情勢分析など運用者の手間がかかり、運用期間中のコストがインデックスファンドより高くなります。

そのため、長期投資になるとそのコストがかさみ、長期運用には適さないと考えられています。

つみたてNISA対象の投資信託はインデックス投信ばかり?

<つみたてNISA>

つみたてNISAは、金融庁指定の投資信託に毎月等定期的に積み立てを行うことで、売却時や分配金受取り時の利益が非課税になる制度です。非課税になる期間が最長20年間であるため、長期運用に適した制度となっています。本来、投資信託への投資から得られる利益は20.315%もかかり、例えば20万円の利益で約4万円も税金が取られてしまうため、活用することで投資にかかる利益に課税されずに済みます。

つみたてNISAで投資できる投資信託は、買付手数料無料で、運用期間中にかかる信託報酬が一定以下という条件となっています。

そのため、信託報酬が高い傾向のあるアクティブファンドは対象から外れやすく、つみたてNISA対象の投資信託のほとんどがインデックスファンドとなっています。

2020年3月新型コロナウィルス感染症拡大懸念により日本株式、世界株式が大きく下落し、この値下がりを好機とみて投資を始める人が増えました。特に、初心者が始めやすいつみたてNISAは、金融庁の調査によれば6月末時点で244万3,717口座と3月末に比べて11%伸びました。

一方で、投資信託の資金流入はつみたてNISA対象の投資信託であるインデックス投信が上位に上りインデックスファンドは2010年から5兆円に満たなかった残高が10兆円まで伸びていますが、アクティブファンドの残高は45兆円で10年間ほとんど変わっていません。

値上がり時にインデックスを上回る運用成績を見込めるアクティブファンド

この10年間のリターンは(2020年9月末時点)、QUICK資産運用研究所調べによればアクティブファンドがインデックスファンドを上回る状況となっています。

アクティブファンドは、インデックスの連動対象とする指数を上回る運用成績を目指すため、高い信託報酬を支払ってもそれを上回る利益を得られる可能性があります。

例えば、インデックスが年利回り5%、アクティブファンドが8%の運用利回りで100万円を運用したときには、以下のように信託報酬が高くてもインデックスファンドより、大きな利益を得ることができます。

一方、インデックスが年利回り-2%、アクティブファンド-2%と100万円投資したときの運用成績が悪かった場合、以下のようにコストが高い分アクティブファンドの損失額は大きくなってしまいます。

アクティブファンドの運用方法

値下がり時にはコストの高いアクティブファンドは値下がり幅が大きくなってしまいますが、値上がり時には大きな利益を狙える可能性があります。

では、具体的にアクティブファンドの運用方法の例をご紹介します。

■トップダウン・アプローチ

経済や市場動向など経済社会全体を分析して、投資先の選別を行う。

■ボトムアップ・アプローチ

ファンドマネージャーが、個別企業に徹底した調査・分析を行って投資先の選別を行う。実際、投資しようとする企業を訪問して、経営者の話を聞くこともある。

さらに、ボトムアップの中でも2種類の投資方法に分かれる。

・グロース型

将来的に成長しそうな企業に投資する

・バリュー型

価値が割安に放置されている企業に投資する

ひふみプラスの運用方針は、『成長企業への投資、守りながら増やす運用、顔が見える運用』と3つの運用方針から構成されています。

最近では、ESG投資、IT関連企業投資などテーマ性のある投資信託もアクティブファンドとなります。アクティブファンドはどうしても分析等に手間がかかる分コストが高くなってしまうため、アクティブファンドに投資する際にはその高いコストに見合った運用成績を見込めるかどうか判断が必要です。つみたてNISAの対象ではなくでも、(一般)NISA口座ならつみたてNISA対象外の投資信託に非課税で購入、積立が可能です(つみたてNISAと一般NISAの併用は不可)。

判断のつかない初心者の方はつみたてNISA対象の分かりやすいインデックス投信が最適ですが、投資に慣れてきたら高い利回りを狙えるアクティブファンドに投資するのもおすすめです。

文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年10月14日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「4WAYポータブルランタン」! 特集は「行列店に学ぶヒットの法則」、「iPhone 13」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。