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フェイクニュースに騙されたことがある人は3割、見破る自信がない人は6割

2020.10.26

現代社会にあふれる様々な情報。その中には、鵜呑みにしてはいけない「フェイクニュース」も存在する。

フェイクニュースに騙された経験がある人はどれくらいいるのだろうか。また、フェイクニュースを拡散したことがある人の割合は?

そんなフェイクニュースに関する意識調査がこのほど、MMD研究所とインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」の共同調査として実施された。

「フェイクニュース」という言葉を知っている世代トップは60代

スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女1,116人を対象に「フェイクニュース」という言葉を知っているか聞いたところ、「知っている」が66.8%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」が19.1%、「知らない」が14.1%となった。

これを年代別で見ると、「知っている」と回答した世代のトップは60代(n=173)で72.3%、次いで40代(n=267)が68.2%、10~20代(n=232)が67.2%となった。

「知らない」と回答した世代のトップは30代(n=213)で19.7%、次いで10~20代(n=232)が15.1%、40代(n=267)が12.7%という結果となった。

次に、フェイクニュースを見たことがあるか聞いたところ、「見たことがある」は39.2%、「見たことがない」は60.8%となった。

これを年代別に見ると、「見たことがある」と回答したのは10~20代(n=232)が最多で45.7%、次いで40代(n=267)が45.3%、30代(n=213)が41.8%となり、トップの10~20代と最も少ない60代では18.0ポイント差となった。

「見たことがない」と回答したのは60代(n=173)が最も多く72.3%、次いで50代(n=231)が68.0%、30代(n=213)が58.2%であることがわかった。

見たことのあるフェイクニュース、コロナウイルス関連が最も多数

フェイクニュースを「見たことがある」と回答した438人に、実際に見たフェイクニュースはどのような内容だったか自由回答で聞いたところ、コロナウイルス関連の内容が多数であった。

年代別に一部抜粋して紹介する。

■コロナウイルスに関連するニュース

「コロナに効く○○など(20代・男性)」
「コロナウイルスに罹ってない人が罹患した、死亡した、などの事実とは異なる内容(30代・男性)」
「ロックダウンの発表がある。(40代・男性)」
「ニンニクを食べると新型コロナウイルス予防に効果がある(40代・男性)」
「コロナに関する、医療現場の状況(50代・男性)」
「コロナがお湯で予防出来る。(60代・男性)」
「コロナでトイレットペーパーの供給が途絶える(20代・女性)」
「関空でコロナの人が脱走(20代・女性)」
「新型コロナで病室が圧迫しているという誤報(30代・女性)」
「新型コロナウイルスは熱に弱いので、26~27℃のお湯を飲めば感染を予防できる(40代・女性)」
「コロナが蔓延し始め、マスクやトイレットペーパーなど物資が足りなくなる。という事だったので、親類縁者に買いだめを勧めてしまった。(50代・女性)」
「水を飲むとコロナにかかりにくい(60代・女性)」

■コロナウイルス関連以外のニュース

「円周率がついに割り切れた! (10代・男性)」
「芸能人の結婚(20代・男性)」
「独身税というものが適応される(30代・男性)」
「有名人の訃報(30代・男性)」
「芸能人の偽アカウントによる情報に騙された事があります。(40代・男性)」
「巨人の骨発見(40代・男性)」
「凶悪犯罪した人が人を殺してまた刑務所に戻るっていうフェイクニュース(10代・女性)」
「東日本大震災時、放射能に関するデマがメールで知人から回ってきたため、拡散してしまった。(20代・女性)」
「地震の時に、水道があと数時間で断水すると聞いた。(30代・女性)」
「東日本大震災の時、有害なガスが千葉県方面から流れているという情報(40代・女性)」
「数年前の事を最近の事のようにツイートしたもの。なおかつパクツイだった。(40代・女性)」
「芸能人の出生(60代・女性)」

次に、フェイクニュースに騙されたことがあるか聞いたところ、「騙されたことがある」が32.6%、「騙されたことがない」が67.4%となった。

これを性年代別に見ると、「騙されたことがある」と回答したのは30代女性(n=39)が最も多く46.2%、次いで40代女性(n=55)が40.0%、40代男性(n=66)が37.9%となった。

「騙されたことがない」と回答したのは、50代男性(n=42)が最多で83.3%、次いで10~20代男性(n=50)、60代男性(n=30)が80.0%、60代女性(n=18)が66.7%という結果となった。

続いて、フェイクニュースに「騙されたことがある」と回答した143人に、フェイクニュースの拡散経験を聞いたところ、「リツイートやイイネなどをして拡散してしまったことがある」は12.6%、「SNSで拡散はしなかったが、友人や家族に話してしまったことがある」は21.7%、「拡散した経験はない」は65.7%となった。

約6割がフェイクニュースを見破る自信がない

スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女1,116人を対象に、今後フェイクニュースを見破れる自信はあるか聞いたところ、「自信がある」は5.9%、「やや自信がある」は27.7%となり、「自信がない」は23.3%、「やや自信がない」は43.1%となった。約6割の人がフェイクニュースを見破る自信がないことがわかった。

これを性年代別で見ると、「自信がある」、「やや自信がある」を合わせて見破る自信があると回答したのは60代男性(n=85)が最多で49.4%、次いで10~20代男性(n=118)が46.7%、40代男性(n=135)が43.7%となった。

「自信がない」、「やや自信がない」を合わせて見破る自信がないと回答したのは、30代女性(n=106)が最も多く81.2%、次いで50代女性(n=119)が79.8%、40代女性(n=132)が75.0%という結果となった。

ネットリテラシーの内容を知らないのは半数以上

スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女1,116人を対象に、「ネットリテラシー」について意識しているか聞いたところ、「言葉を知らない」が最も多く37.2%、次いで「普段から意識している」が27.4%、「言葉は知っているが、内容は知らない」が18.2%となり、内容を知らないのは半数以上であることがわかった。

これを年代別に見ると、「言葉を知らない」と回答したのは60代(n=173)が最多で45.1%、次いで40代(n=267)が40.1%、50代(n=231)が39.0%となった。

「普段から意識している」と回答したのは、10~20代(n=232)が最も多く39.2%、30代(n=213)が26.8%、60代(n=173)が24.9%という結果となった。

※自由回答は原文のまま抜粋している。聴取した一意見として掲載しており、内容の真偽のほどは確かではない回答もある。ご承知おきいただきたい。

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

<調査概要>
「2020年 フェイクニュースに関する意識調査」
調査期間:2020年9月3日
有効回答:1,116人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女

出典元:MMDLabo株式会社
https://mmdlabo.jp/

構成/こじへい

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