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技術やインフラで先行する中国の5G戦略、課題は半導体供給網の確立

2020.10.23

米中対立は今やメディアで取り上げられない日がないくらいに激化している。そんな中、三井住友DSアセットマネジメントが中国の台頭が目立ってきた「次世代通信規格(5G)」についてのマーケットレポートを公開したので紹介しよう。

『5G』技術・通信基地では中国優勢

高速、低遅延性、多数同時接続を特徴とする『5G』の本格的な普及が見込まれており、各国は実用化を進めている。

『5G』の主導権を巡り米中の対立は激しさを増しているが、政府・企業間の調整等が難しい米国に比べ、国策として『5G』を進める中国が優勢な状況になっている。

2020年末の世界の『5G』対応携帯の販売台数では、中国のシェアが80%強と見込まれており、突出している。

技術やインフラで先行する中国『5G』だが、半導体供給網の確立が課題

世界のトップを走っているといわれる中国『5G』だが技術的には開発途上にあり、主要な技術のうち、ハンドセットや通信機器向けに必要とされる最先端のプロセス技術を用いた半導体については、外部調達しているのが現状。

しかし、外部調達先であるTSMCは、米国の対中制裁によって中国『5G』の中心企業であるファーウェイ向けの半導体供給を停止しており、ファーウェイ製品の競争力低下が予想される。

ファーウェイは、『5G』ではハンドセット・基地局向け機器でも世界のトップメーカーであり、同社の成長減速は中国『5G』開発の減速に直結する恐れがある。

国内外からの優秀な人材の確保により、どの程度の期間で供給網を確立できるかがポイントとなりそうだ。
※個別銘柄に言及しているが、当該銘柄を推奨するものではない。

三井住友DSアセットマネジメント公式サイト:https://www.smd-am.co.jp/

構成/DIME編集部

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