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11月19日解禁!名門ワイナリーのアルベール・ビショーが造ったボージョレ・ヌーヴォー、今年の出来は?

2020.10.31

もうすぐやってくる、ボージョレ・ヌーヴォー解禁日。今年は2020年11月19日(木)だ。

そこで、JALやANAなど国際線ファーストクラスでも採用されるブルゴーニュ名門ワイナリー、「アルベール・ビショー社」が手掛けるボージョレ・ヌーヴォーをご紹介したい。

メルシャン主催のオンラインセミナーで行われた、アルベール・ビショーの今年のボージョレ・ヌーヴォーの味わいや、ワイン造りへの取り組みなどをご紹介する。

日本は最大の輸出国! 日本と密接な関わりを持つボージョレ・ヌーヴォー

はじめに、メルシャンの長林社長より挨拶があった。

「メルシャンと40年以上のパートナーのアルベール・ビショーは、コロナ禍の苦難の中でも今年も素晴らしいワインを造りました。ボージョレ・ヌーヴォー、ワインを通じて生産者の想いをお客様にお伝えしていく、日本と世界を繋いでいく、そして世界の地域コミュニティ活性化にも貢献していくという精神を強化しながら、これからもメルシャンは取り組んでいきます」

ボージョレ・ヌーヴォーとは? 覚えておきたい豆知識

「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」という意味で、「ボージョレ・ヌーヴォー」とは「ボージョレ地区の新酒」という意味だ。黒ブドウの「ガメイ」を収穫し、アルコール発酵後すぐに瓶詰めされ、11月第三木曜日に向けて出荷される。

「今年も良いブドウができたこと」を祝うイベントとして、また「今年のブドウを最も早く飲めるワイン」として多くの国で人気となったボージョレ・ヌーヴォー。通常のワインと比べ、フレッシュでフルーティー、軽やかで飲みやすい味わいが特徴だ。

そして、日本はボージョレ・ヌーヴォーの最大の輸出国である。ボジョレーワイン委員会の2019年の調査によれば、日本は何と、輸出先の50%を占める。

しかし、ここ近年はボージョレ・ヌーヴォーの輸入総量が減少傾向にある。加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、飲食店でワインを飲む機会も減少しているため、今年はメルシャンも、市場全体としてもさらに輸入量の落ち込みが予想されるとのことだ。

「日本のボージョレ・ヌーヴォーの市場は減少傾向にありますが、改めてボージョレ・ヌーヴォーの価値を多くのお客様に届けて市場を盛り上げることが、ボージョレの生産者を支えることにもなります。

また、ボージョレ・ヌーヴォー以外にも、ボージョレ地区ではブルゴーニュのピノ・ノワールに負けないくらい高品質のワインを生み出しているので、ボージョレ本来の魅力も今後は伝えていきたいです」とメルシャン株式会社マーケティング部澁田さんは解説した。

コロナ禍のワイン造りと今年のボージョレ・ヌーヴォーのでき栄えは?

アルベール・ビショーとは

1831年にフランス・ブルゴーニュで創立された歴史ある名門ワイナリー。辛口白ワイン「シャブリ」など、ブルゴーニュ地方に所有する畑で様々なワインを造るが、ボージョレ・ヌーヴォーの品質の高さにも注目したい。

ボージョレ・ヌーヴォー唯一の公式コンクールで2010年に最高名誉「大金賞」を受賞。また、酸化防止剤無添加やロゼ、無濾過など、「ボージョレ・ヌーヴォー」と一口に言っても豊富な品ぞろえが魅力だ。

現地から解説したアルベール・ビショーの代表取締役社長アルベリック・ビショー氏(上写真中央)、テクニカル・ディレクター兼チーフ・ワインメーカーのアラン・セルヴォ―氏(上写真右)、アシスタント・テクニカル・ディレクターのマチュー・マンジュノ氏(上写真左)

「安心・安全」を第一に。コロナ禍でのワイン造り

アルベリック・ビショー氏によると、今年のボージョレ・ヌーヴォーの生産で最も大変だったことは、「全員の安心・安全の確保」と「確実に商品を届けるためのオペレーション」だったと言う。

安全対策委員会を立ち上げ、収穫時は畑作業以外でも屋外で食事をするなど、様々な感染予防対策を行った。春先には新型コロナ感染拡大によりワイナリーを閉めたが、従業員たちはワイナリーで働きたいという強い思いがあった。例年とは違うオペレーションスケジュールで大変だったが、大きなトラブルなく乗り切ることができたそうだ。

品質へのこだわり

メルシャンと共に、春先からボージョレ・ヌーヴォーの製造・出荷までのスケジュールを組んでいる。パッケージやボトリングなど、品質・技術に関する意見交換をしながら、お客様に「安全で高品質なワイン」を届けるため、フランス駐在のメルシャン社員が立ち会いながら製造を完了した。

今年のボージョレ・ヌーヴォーは「太陽のワイン」

アラン・セルヴォー氏によると、

「前年の穏やかな冬の影響を受け、今年はブドウの開花が早く、8月中旬から収穫を開始しました。これらは地球温暖化も影響していると考えられます。霜もなく、今年の夏は暑く降水量も少なかったため、凝縮感のあるブドウが収穫できました」とし、今年は「太陽のワイン」と呼べる年になったという。

また、今年はブドウの収穫が早かったこともあるが、例年と異なる航空便の運行状況のため、「フランスからEU域外への出庫日が例年より3週間前倒し可能」となる特別措置が取られている。

今年のボージョレ・ヌーヴォーのテイスティング実況レポート!

現地より、でき立てのボージョレ・ヌーヴォーのテイスティングコメントを聞くことができた。

ボージョレ・ヌーヴォー ピンク 2020

「今日瓶詰をしたばかりのフレッシュな状態です。『ピンク(ロゼ)』のボージョレ・ヌーヴォーはとても貴重です。低温で発酵しているので、華やかな香りが出ています。非常に明るくて綺麗な色が特徴です」

ボージョレ・ヌーヴォー 2020

「ブドウの色とアロマがしっかりと出ており、華やかな香りで綺麗なワインに仕上がっています。先週瓶詰めをしたばかりなので、日本に届く頃にはもっと凝縮感のあるパワフルなワインになっていると思います。楽しみにしていてください」

ボージョレ・ヌーヴォー 酸化防止剤無添加 2020

「酸化防止剤を添加しないと、通常はアロマを弱めてしまうリスクがありますが、今年のブドウは非常に良いできであったため、レベルの高いワインとなりました。酸化防止剤無添加のボージョレ・ヌーヴォーは、ワインの香りがよりしっかりと出ています」

メルシャンでは、今年はこちらの「酸化防止剤無添加」の受注数量が前年比130%と特に人気となったそうだ。

(結論)今年の味わいは大きく期待できる

今年は天候に恵まれ、「(ブドウの)凝縮感がある」という言葉をセミナー中に何度も聞けたことから、ブドウの果実味がギュッと詰まったフルーティーさとフレッシュさ、しっかりとした酸味を堪能できるのではと期待できる。

さらに水彩画のようなラベルの美しさも魅力だ。ラベルはボージョレ・ヌーヴォーの香りや華やかさ、乾杯の雰囲気を表現している。食卓をおいしく、美しく彩ってくれるだろう。

日本のみなさまに向けてメッセージ

マチュ―・マンジュノ氏

「今年は良いヴィンテージなので、飲まないと損をします。今年は特に大変な年ですが、日々の生活の中でちょっとした幸せや楽しさを噛み締めて、そして前向きに過ごしていただければと思います」

アラン・セルヴォ―氏

「ボージョレ・ヌーヴォーは常に『お祝いのお酒』です。今回はコロナ禍の環境ではありますが、引き続きボージョレ・ヌーヴォーを楽しんでいただけたら幸いです」

アルベリック・ビショー氏

「今年は世界的に厳しく大変な年ですが、ボージョレ・ヌーヴォーも非常に大変な中で生まれました。毎年特別なものですが、今年はさらに特別に感じます。家族や友人、大切な方と楽しんで下さい。引き続き健康に気を付けて下さい。いつの日かワイナリーに来ていただけたら嬉しいです」

ボージョレ・ヌーヴォーは「50年に一度の」「過去最高の」というようなキャッチコピーに注目が集まりがちだが、本来は「今年もブドウが収穫でき、無事にワイン造りができたこと」をお祝いするもの。もちろんワインがおいしいに越したことはないが、今年は改めて本来の意味を思い出してみたい。

時差の関係により世界中でどこよりも早くボージョレ・ヌーヴォーの解禁日を迎えるのが日本だ。現地では、解禁日に絶対に間に合うよう今年は前倒しでオペレーションを行い、確実に日本に届くよう手配している。

今年は特別な年だからこそ、生産者の想いを感じながら解禁日を迎え、乾杯して楽しみたいものだ。

【アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 商品案内サイト】
https://www.kirin.co.jp/products/wine/nouveau/bichot02.html

【#ボージョレを飲もう インスタグラム投稿キャンペーンサイト】
https://cp.kirin.jp/story/11943

※当記事は2020年10月13日に取材しております。

【取材協力】
メルシャン株式会社

取材・文/Mami
(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート

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