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クラフトビール好きにおすすめ!クラフトドリンク専門のクラウドファンディング「ふぁんドリ」が面白い

2020.10.22

コロナ禍による消費者行動の変化のひとつが、クラフトファンディングの広がりではないだろうか。自らが寄付して「支援したい」「応援したい」という消費者の自発性が一気に芽吹いた……、そんなウィズコロナ時代に、クラフトドリンク専門のクラウドファンディングが登場した!

クラフトドリンク業界のビジネスインフラに

クラフトドリンクの世界が熱い。特にクラフトビールの盛り上がりはめざましいものがあるが、ビール以外でもジン、コーラ、レモネードなど、小規模ながら質と味と個性を追究するクラフトドリンクマンが増えている。

そんな中、クラフトドリンク専門のクラウドファンディングが今年7月に設立された。「ふぁんドリ」の名は、経営理念「持続可能な“FUN TO DRINK”を実現する」を表している。10月1日、支援プロジェクトがスタートした。

代表の星匠さんは大のクラフトビール好き。「クラフトドリンク業界の、資金調達のインフラになれれば」と語る。

「小規模な事業者や、これから起業したい人にとって、銀行などの金融機関からの資金調達はますますむずかしい状況になっています。そこでクラウドファンディングによる資金調達が注目されています。しかし、クラウドファンディングで募るのにも、けっこうな手間とお金がかかるし、クラウドファンディングをやりたいけれども何から手を付けていいのかわからないという人も多い。一方で、クラウドファンディング情報が増えすぎて、自分の支援したいプロジェクトがなかなか見つけられないという消費者が増えています」

両者をつなぐべく、クラフトドリンクに特化したクラウドファンディングを立ち上げた。設立前には証券業やコンサルタントの経験がある星さんは、そのキャリアを新しい資金調達法に活かそうとしている。

クラフトファンが応援したくなる注目のプロジェクト

現在、ふぁんドリのプロジェクトは2つ。

1つは、群馬県・八ッ場ダムの建設に伴い、ダム湖に沈む村から移転した川原湯温泉にオリジナルビールをつくることを目的にした「川原湯温泉駅醸造舎プロジェクト」。ダムの建設は70年以上前から複雑な紆余曲折を経て、今年の3月末に完成を見ている。八ッ場ダムから数キロ離れた川原湯温泉にオリジナルのビールをつくり、集客ツールとしてだけでなく、八ッ場ダムが首都圏への安定的な水供給のために造られたことを伝えていきたいという思いが、プロジェクト主催者の思いだ。

目標金額は1200万円と大きい。最終目標は、オリジナルビールの醸造・販売だけでなく、川原湯駅最寄りに醸造施設を備えること。その醸造設備、工事費のためである。

群馬・八ッ場ダム建設で新天地へ移った「川原湯温泉」にオリジナルクラフトビールの醸造所を作りたい! プロジェクト:11月29日(日)まで。目標金額1200万円。10月17日現在の達成率5%。支援金額は1,000円〜2,000,000円。

2つめは、東京のクラフトブリューパブの緊急支援企画「Fun to Drink in Tokyoプロジェクト」だ。秋になっても、なかなか客足が戻らないなか、苦境に陥るクラフトブルワリーおよびブリューパブは増えている。「特にオフィス街や繁華街、観光客の減った郊外に立地するブリューパブは厳しい状況に立たされています」(星さん)

そこで東京都下の11か所のブリューパブ(醸造所)とチームを組んで、支援プロジェクトを企画、10月1日からスタートしている。サポーターは5000円〜の支援金で、各ブリューパブでのビールや料理の飲食が提供される。提供は来年1月以降の店が多い。

「応援したい店や人や商品に寄付をする、そうしたクラウドファンディング本来のプロジェクトです。販売商品はかなりお得なラインナップになっていますから、クラフトビールの応援のためにぜひ」と星さんは力を込める。

Fun to Drink in Tokyoプロジェクト:11月29日(日)まで。目標金額は500,000円。10月17日現在の達成率49%。

クラウドファンディングとクラフトビールは相性がいい!

ふぁんドリの特色は、クラフトビールの醸造所や設備会社など、クラフトドリンク業界のノウハウに長じた10社以上のビジネスパートナーとチームを組んでいる点だ。単にプロジェクトの資金調達をするだけでなく、プロジェクトの元になる商品企画・開発・商品化までカバーする。コロナ禍で事業内容を変える、いわゆるトランスフォーメーションを模索する事業者も多い。そんな中で、「クラウドファンディングが単に資金調達の手段としてではなく、資金調達を含めたコンサルタント的な役割を担う時代になる」と、星さんは見ている。

「アメリカには8000を超えるクラフトブルワリーがありますが、それだけある理由のひとつにクラウドで資金調達する手法が根づいていることが挙げられます。自分たちの飲みたいビールを自分たちの寄付で造るという文化が浸透しています。

スコットランドのIPAのヒットメーカーBREWDOGはクラウドファンディングで資金を集めました。既存の金融機関に頼らない独立心の高さ。それとPUNK IPAが生まれたことは無関係ではない。学ぶべきものがあると思います。クラフトビールとクラウドファンディングには元来の親和性のよさを感じます」

コロナ禍によって高まった“支援”の気運。なくなっては困るあのクラフトビールの店を、クラウドファンディングで救え!

ふぁんドリ https://www.fun-dri.jp

取材・文/佐藤恵菜

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