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いま最も集客、販促、マーケティングに有効なSNSは?SNS施策のプロが指南する賢い活用術

2020.10.27

コロナ禍で初めてSNS施策に取り組んだという人も多いのではないだろうか。

帝国データバンクの調査結果では、新型コロナウイルスの感染拡大を契機にデジタル施策を取り組んでいる企業は75.5%にも上った。

そこでデジタル施策のプロに、初心者向けにヒントをもらう本シリーズ、今回はSNSで集客やマーケティング、販促を行う最新の手法をその道のプロに聞いた。

SNSはwithコロナでどのような役割を果たす?

オンライン化せざるを得なくなった今、SNSはデジタル施策の一つとして、どんな役割を果たすだろうか?

Instagramでのインフルエンサー活用など、ソーシャルメディアマーケティング事業を展開する株式会社サイバー・バズ 取締役 三木佑太さんに聞いた。

「リアルで行われていたことがオンライン化していることに伴い、商品やブランドに対するQ&Aや良し悪しなどの口コミ量がSNS上を中心に増加しているため、企業としても今までのオフラインにおける露出先を、オンラインに変える必要があるかと思います」

●「オンライン接客」や「1to1のコミュニケーションツール」の活用拡大

「例えば、今までは美容部員の方に対面でコスメやスキンケアに対するアドバイス聞いていた女性たちがSNSを活用し、検索したり、SNSで質問してみたりという導線が一気に拡大しています。そのため、一部企業はすでに始めていますが、『オンライン接客』や『1to1のコミュニケーションツール』の活用などは、さらに加速するかと思います」

●インフルエンサーとのコラボも進む

「またつながりという面でも、在宅ワークが浸透し、おうち時間の増加で出かける機会が減ることで、SNSでの日常会話の活性化はもちろん、LIVE配信などでリアルの代替えの接点の増加も大きな変化です。そのため、自社のSNSアカウントを活用した発信はもちろん、インフルエンサーとのコラボ配信などの活用も広がっています」

●各SNSに合わせた露出を

「SNSを活用する際には、単純にオフラインのオンライン化ではなく、各SNSの特性を理解した露出を行い、会話の中に自然に受け入れてもらう必要があると思います」

いま狙い目のSNSはInstagram

サイバー・バズ社として、今狙い目のSNSを尋ねたところ、「Instagram」とのこと。その背景とは?

●新規機能の実装が進む

「Instagramには、海外ではすでに実装されていますが、SHOP機能はもちろん日本でも15秒の短尺動画作成機能「リール(Reels)」、まとめ機能など新しい機能が多く実装されています」

●広告配信データの拡充

「Instagram上における広告配信のデータの拡充も日々変化しています。独自のデータを構築することで、今までとは違ったアプローチが可能になってきています」

●「タグる」利用法などから効果的なアプローチが可能に

「生活者にとって、今までのようなインスタ映えのようなトレンド発信だけでなく、知りたいことを調べるメディアになってきていることから、企業としては対策が必要です。

『タグる』という#(ハッシュタグ)を使った検索はもちろん、発見タグからのレコメンド機能も強化されているので、GoogleでいうSEO的な対策からブランドサイトの代わりまでをInstagram上で実現することで、従来よりも効果的なアプローチが可能になってきています」

Twitter、Facebook、Instagram、LINE、YouTubeの活用術

続いては、Twitter、Facebook、LINE、YouTube、Instagramそれぞれの活用方法を、三木さんに教えてもらった。

1.Twitter

「Twitterは拡散が魅力のメディアになっているので、Twitter文脈に合わせ、『話題にしてもらえるか』ということが重要です。いかに企業の発信に対して反応をもらい、広げていくかが重要になるので、コンテンツが重要になるかと思います」


2.Facebook

「Facebookは閉じられたコミュニティですが、30代以上の世代にとっては一種のリアルコミュニティのようになっていますので、コミュニティにとって反応が高いコンテンツを投入するのはもちろん、リアルソーシャルグラフ(※1)に影響を出す商材、サービスなどはよい効果を生み出せるかと思います」

※1リアルソーシャルグラフ:人間関係のネットワークを意味するソーシャルグラフのうち、特に現実世界での関係に基づくものを指す。
SNSをはじめとするインターネット上で知り合った者同士の関係を表すバーチャルソーシャルグラフとは区別される。リアルグラフ。
引用:小学館「デジタル大辞泉」

3.LINE

「LINEは1to1のコミュニケーションがとりやすく、この5つのSNS中では最も多くの方が日常的に使っているメディアになりますので、CRM(※2)的にコアファンを集め、有益な情報を適した方に届けるということを行うのに向いています」

※2CRM:Customer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネージメント)の略語。「顧客関係管理」や「顧客管理」などと訳される、顧客との関係性を構築・管理するマネジメント方法のこと。

4.YouTube

「他4つのSNSに比べ、YouTubeはコンテンツの量が多いため、アテンション(注目させる・注意を引く)というより、理解促進や興味喚起に向いていると思います。

一方で、強力なファンを持つYouTuberについては、他プラットフォームのインフルエンサーに比べても粘着度が高いので、YouTuberの特徴と商品、ブランドの相性がよければ、インフルエンサーとして活用することで大きな効果を発揮するかと思います」

5.Instagram

「Instagramは先に述べた通りですが、生活者にとって単なる交流サイトだけでなく検索したり、質問したりというプラットフォームに代わってきているので、それに対しての受け皿作りができていない場合は、まずはそこに取り組むべきかと思います。

Instagramでは、UGCという形で生活者が作ったコンテンツを広告利用している企業は多く存在するかと思いますが、生活者のフォロワーデータやインフルエンサーのフォロワーデータを活用した広告利用もできるようになっています。また自社のアカウント上で取得したデータ活用も進んでいるため、インフィード広告とその他データ連携については今後、必須で行っていくことが必要になります。

クッキーの規制により、従来のやり方では通用しなくなった広告配信手法がある中、こうした手法は新たな精度の高いデータ活用として注目です」

どのSNSを活用すべきか迷っていたり、なかなか成果を出せなかったりする場合には、特に参考になるだろう。この際、SNS施策を極めてみるのもいいかもしれない。

【取材協力】
株式会社サイバー・バズ
2006年に創業、2019年にマザーズ上場。現在「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」というミッションのもと、インフルエンサーを主軸としたソーシャルメディアマーケティング事業を展開。SNS内で取得できるユーザーデータを活用したデータベースマーケティングと得意とし、「インフルエンサーネットワークを活用したプロモーション支援」「SNSアカウント運用代行」「インターネット広告代理販売」などSNS周辺領域のソリューションを一気通貫で提供している。
https://www.cyberbuzz.co.jp/

取材・文/石原亜香利

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