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他業界より製造業の高ストレス者の割合、総合健康リスクが高い理由

2020.10.19

製造業のストレス者が多い要因を分析

情報基盤開発は、高ストレス者の割合・総合健康リスク・各種ストレス尺度について業種別に平均値を算出。今回は総合健康リスクが他業界よりも高い「製造業のストレス」について、その背景と要因を分析し、従事されている方ご自身で行えるセルフケアについてレポートにまとめた。

製造業は男女共に高ストレス者の割合が高く出ており、特に男性についてはその割合が19%を超えていた。また、総合健康リスクについても男女共に平均以上で、男性については全国平均より10%以上と、弊社の調査した全業種の中でも抜きんでて高リスクとなっている。

【業種別ストレス調査結果詳細】製造業

 

まず、同業種男女間で比較すると、ほぼ全ての尺度において男性の数値が全国平均並びに女性の数値を下回っていることが分かる。

次に総合健康リスクの判定に使われる4つの尺度(赤枠)を見ると、男女共に「心理的な仕事の負担(量)」の数値は全国平均並みであるのに対し、「同僚からの支援度」の数値は、全国平均を大きく下回る結果となりました。また、男性に関しては、「仕事の裁量度」「上司からの支援度」についても同様に全国平均を下回っている。

製造業全体の総合健康リスクが110前後と高い数値であるのは、この尺度に用いられる数値が総合的に低いため、と推測できる。

さらに、4つの尺度以外についても、「自覚的な身体的負担度」「家族や友人からの支援度」の数値は、男女共に全国平均を大きく下回っている。業界内では比較的よい数値である「上司からの支援」についても、他業種平均からみてると下位となった。特に男性は「職場の対人関係」「職場環境によるストレス」「働きがい」について他業種のデータを大きく下回る値が出た。

「家族や友人からの支援度」については、過去のデータと比較したところ業種問わず比較的悪化傾向が続いている。また「心理的な仕事の質」「上司の支援」に関しては改善傾向が見られるものの、業種間での変動差が大きく、全体的な傾向とはとらえられなかった。

製造業では、項目によって男女間の差が大きいこと、特に男性のグラフにおいて全国平均を上回る項目が少ないことから「職種や担任する・携わる作業や工程の内容によって身体的負担が異なる」「身体的負担の高い作業に男性が従事する傾向がある」ことが考えられる。

製造業従事者のセルフケア・改善案

今回の分析結果からも分かるように、業務の特性上、身体的負担が大きい作業に取り組むことが多いと考えられる。身体的な負担を軽減するためにも、まずは意識的に身体のメンテナンスを行うことを習慣づけたほうがいいだろう。ストレッチや軽い運動を習慣化することは、身体的疲労・精神的疲労の軽減に繋がるほか、後々の怪我の予防や思考にポジティブな影響を与える。

体のメンテナンスに並行して、感情やコミュニケーションについて見直すタイミングを設けることも大事だ。精神的なストレスや集中力を求められる作業が続くと、休日をふさぎ込んで過ごしてしまう・長時間の睡眠に費やしてしまう方も多いだろう。だが、身体的な疲労とは違って「感情を動かす・解放する」ことが精神的な疲労には効果的である研究結果が報告されている。

構成/ino.

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