
アウトドアブランドの雄、メレル。
アメリカ発のトレイルで培ったアウトドアパフォーマンスが魅力のブランドがこの秋冬にリリースした新ラインが注目を集めている。
それは、東京が放つスマートさを採り入れたシティアパレル、「JAPAN CAPSULE(ジャパン カプセル)」だ。
メレルの新アパレルライン「JAPAN CAPSULE」は、米国メレルのクリエイティブディレクターが東京で感じた空気感にインスパイアされている。
従来のメレルが持っていた機能性重視のハイパフォーマンスなウエア類に、東京のファッション性を融合させ、「ファンクショナルファッション」として新登場したのだ。
オーバースペックにならずちょうど良いラインアップは9スタイル
「JAPAN CAPSULE」のウエアは過剰なスペックをおごらず、シンプルなラインアップで構成されている。
まずご紹介したのは、東京の秋冬時期のリアルな気候に合わせた、「ミッドウェイト シンセティック インサレーテッド パーカー」だ。
コットンとナイロンを58:42の美しい比率で織り上げた、上品なツイルファブリック素材を生かし、シックな色合いでまとめられており、カジュアルシーンだけでなくビズスタイルでも活躍しそう。
大きめのアウターポケットのフラップ裏にドローコードがセットされるなど、機能性の高さはメレルクオリティ。それでいてさりげないのがいい。
また、「ライトウェイト カラーレス ダウンジャケット」は、動物福祉基準のひとつ、RDS(Responsible Down Standard)に準じたダウンを使用。撥水加工も施されており、アウターとしての機能性も高い。
「シェルパ フリース フーディ (ウィズ スナップ プラケット)」はフードやフロントポケット、前立て、袖口にアクセントカラーを加えたクラシックなスタイルがユニーク。
ほかにも、程よい身丈で3シーズン使える、「ナイロンコットンパーカー」や、ジップアップのシンプルなフリース、ストレッチツイルのジョガーパンツや着心地に優れるフリースパンツなど、9種それぞれがアーバンアウトドアスタイルを具現化している。
「JAPAN CAPSULE」はフットウエアも充実
メレルといえば外せないのがフットウエア。もちろん、「JAPAN CAPSULE」にもシューズラインが用意された。
メレルのロングセラーハイクシューズの最新モデル「CHAMELEON 8 STORM GORE-TEX」と、アーバン パスラインの人気スタイル「MQM FLEX 2 GORE-TEX」には、カモフラージュアウトソールを装着する。
さらに、昨シーズン反響を呼んだ、メレルの最新モックシューズ「HUT MOC」の第二弾として、「HUT MOC MID」もラインアップする。
【参考】
MERRELL公式オンラインストア
MERRELL HISTORY
MERRELL YouTubeチャンネル
取材・文/中馬幹弘