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プロが解説!「ライブ配信」を活用して集客、マーケティング、販促で成功するコツ

2020.10.15

コロナ禍を受け、対面からオンライン、デジタルへと施策を変えざるを得なくなったケースも多い。

帝国データバンクの調査結果では、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、デジタル施策を取り組んでいる企業は75.5%にも上っている。そこで本シリーズでは、各デジタル施策のプロに、初心者向けにそれぞれの施策のポイントやコツを聞く。

今回は「ライブ配信」を活用して集客やマーケティング、販促を行う方法をライブ配信のプロに聞いた。

withコロナで「ライブ配信」はどんな役割?

アストロコネクトとABLabのYouTube Live「オンラインプラネタリウム」イメージ

「ライブ配信」は、コロナ禍下で企業が活用することで、どのような役割を果たしているのだろうか。ライブ配信支援などを行う株式会社アストロコネクトの企画担当、荒井大作さんは次のように話す。

「今回のような想定外の外的要因に対応するための一つの手段としてライブ配信を行うことで、既存事業への影響を下げることができたケースもあります。また地理的要因を排除したサービスが可能となり、顧客との接点の増加、顧客エリアの増加という結果をもたらすことができたケースも。

またライブ配信で既存の顧客以外との接点が増えたことで、既存事業の新しいビジネスモデル、発展ビジネスが生まれやすくなりました。

さらに、ライブ配信に必要な技術的、費用的敷居が急激に下がったことによって、オンラインでサービスや事業展開する際には、従来よりも大手企業と中小・零細企業との差異が無くなったと感じています」

初心者におすすめのライブ配信プラットフォーム

アストロコネクトとABLabのYouTube Live「オンラインプラネタリウム」イメージ

ライブ配信はさまざまな良い影響をもたらしているようだ。現在、複数のプラットフォームで実施されているが、初心者はどれがおすすめだろうか? 荒井さんに挙げてもらった。

1.不特定多数に対して発信する場合
「YouTube Live」

●理由
・導入コストが低い
・視聴者側に使い方を説明する必要がない
・拡散する可能性が最も高い
・どの配信ソフトや機器も、基本的に対応している

2.特定の人に対して発信する場合(ライブ配信中にリアクションが欲しい場合)
「Zoom」

●理由
・導入コストが低い
・少人数から大規模まで容易にプランを変更できる
・参加者からのリアクション(映像・音声)が得られる
・現状、国内で多くの人使用しているため、参加者の参加敷居が低い

3.特定の人に対して発信する場合(ライブ配信中のリアクションは見ない)
「Zoomウェビナー」「Vimeo Live」

●理由
・仕組みとしてほぼ完成している
・Zoomウェビナーの場合、参加者は登録なしで視聴のみでも参加できる
・高品質な映像を特定の人に配信するならVimeo Liveがおすすめ

ライブ配信で成果を上げるポイント

続いて、企業が初めてライブ配信を行う場合に、成果を上げるポイントを荒井さんに聞いた。

1.「誰に対して、何を配信するのか」を明確にする

「何よりもまず、配信対象者を絞り込み、何を配信するのかを決めます。これを明確にしておくことで、配信時間やタイトル、番組構成、出演者を迷わず決めることができます。すべての人が満足する内容、方向性にしてしまうと、正直むずかしいですし、薄い内容になってしまいます」

2.「中の人」が出演する

「普通のテレビCMやパンフレットなどと異なり、ライブ配信は想定顧客と直接の接点となるため、普段接する機会のない【会社の中の人】が出演することで、特別感が極めて増します」

3.「定期的」に配信する

「たった1本の動画では、世の中の動画に埋没してしまいます。可能な限り、毎週決まった時間に定時ライブ配信を行うことでコアな視聴者を創出することができます」

4.「コアなテーマ」を用意する

「そのライブ配信でしか取り扱わないような『コアなテーマ』を用意するのがポイントです。伝えたい内容から外れないけれど、変わった伝え方、面白い見方を用意することが大切です」

5.「視聴者/参加者の意見」を拾う

「どのような配信方法でも、何かしら参加者や視聴者からの意見が拾うようにするのをおすすめします。そこから改善したことや意見を拾ったこと、採用したことをライブ配信で伝えることで、参加者や視聴者に特別感や“参加している体験”を提供することができ、コアなファンを増やしていきます」

「よくありがちなポイントとして『映像を綺麗にする』や『音声をよくする』というのは、ライブ配信の“中身があってのこと”なので、ここでは触れていません。むしろ映像や音の質は私たちのような専門家にまかせてもOKです。しかし中身を生み出すのは、やはりライブ配信をする企業自身でなければ、成功にはつながりません」

ライブ配信でやってはいけないNG行動

ところで、ライブ配信でやってはいけないNGな行動にはどんなことがあるだろうか。

1.「面倒くさい」という雰囲気を出さない

「ライブ配信だと、無意識に素の状態が見えてしまうことがあります。しかし『面倒くさい』などのネガティブな雰囲気が伝わってしまうと、せっかく配信を視聴してくださる方に対して、極めて失礼な態度となりますので、NGです」

2.内輪で盛り上がって終了にならないようにする

「ライブ配信中、内輪で盛り上がるだけの中身は、視聴者にとって面白みに欠けます。伝えたいことがないのなら、内輪のZoomで十分なはずです。あくまで視聴者ファーストで中身を考えることが重要です」

3.視聴者に不快な想いをさせない

「これは当たり前のことですが、視聴者が不快に思うような、言語行動はNGです。ライブ配信だからといってぶっつけ本番はNG。しっかりと台本を用意し、十分なリハーサルを重ねて、咄嗟にNG発言が飛び出さないように注意が必要です。アドリブもありですが、一部のみにすると安心です」

ライブ配信は、まだ周囲も取りかかったばかりで試行錯誤段階にある。今のうちからはじめて慣れておくことで、先を行くことができるだろう。

ライブ配信ならではのメリットを享受できるよう、ぜひ努めていきたい。

【取材協力】
株式会社アストロコネクト
ライブ配信支援から企画支援まで、映像機器・配信ノウハウを持つ。毎週金曜よる9時から「オンラインプラネタリウム」をYouTube Liveにてライブ配信中。
https://astro-connect.com/

「オンラインプラネタリウム」
https://www.youtube.com/channel/UCYtkx96vFoVkdd86-2XlWQQ

取材・文/石原亜香利

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