
ビールが好きならば、色々な銘柄を知っておきたいものですよね。そこで今回は海外・国内の代表的なビールの銘柄をそれぞれ8つずつ紹介していきます。知らない銘柄で気になるビールが見つかったら、ぜひお店で試してみてくださいね。
覚えておきたい海外ビールの主な銘柄一覧
まずは、海外の主なビールの銘柄とその原産国や歴史などを8つ見ていきましょう。
世界192か国で発売されているアイルランドの人気ビール:ハイネケン
原産国:オランダ
ハイネケンは19世紀末、若い企業家「ジェラルド・ハイネケン」によってつくられたプレミアムラガービール。現在では192か国で発売されており、毎日2500万本ものハイネケンが飲まれています。独自のA酵母によって、コクがあり、バランスのとれた味わいとのほのかなフルーツの香りが特徴です。
【参照】ハイネケン
250年以上の歴史を持つ醸造所が作ったビール:ドラフトギネス
原産国:アイルランド
1759年にアーサー・ギネスはセントジェームズゲート醸造所と、なんと9000年間にもわたるリース契約を結びます。それからちょうど200年後の1959年に誕生したのが、ドラフトギネス。抽出用に窒素混合ガスを発明したことで、なめらかでベルベットのようなテクスチャーを持ったビールが誕生しました。また、グラスに注ぐと現れる細かい泡のうねりは「カスケードショー」と呼ばれ、ドラフトギネスのユニークさを語る上では欠かせません。コーヒーと麦芽の香りが特徴的なドラフトギネスは、口当たりが柔らかく、苦味と甘みのバランスが良いビールです。
【参照】ドラフトギネス
ボトルオープナーがなくても楽しめる:バドワイザー
原産国:アメリカ
バドワイザーは今から140年以上前にアメリカで生まれ、現在では85か国で販売されています。ビーチウッド(ぶなの木)と呼ばれる製法でつくられており、喉ごしが良く、スッキリとした味わいが特徴的。瓶にはツイストキャップが用いられており、ボトルオープナーがなくてもすぐに楽しめます。
【参照】バドワイザー
インドネシア原産で日本人からも人気のビール:ビンタン
原産国:インドネシア
インドネシア生まれのビンタンは、クセが少なく、スッキリとした飲み口で、日本人の口にも良く合うとされています。香りや苦味もそこまで強くはないので、ビール特有のクセが苦手……という人も飲めば気に入るかもしれませんね。
【参照】ビンタン
麦芽に熱負荷をかけないつく方が特徴のビール:カールスバーグ
原産国:デンマーク
1847年につくられたカールスバーグは、今や世界約150か国で飲まれている、マイルドな味わいのビールです。麦芽には熱負荷をかけない「インフュージョン製法」を採用しており、麦がもつうまみを丁寧に引き出します。アロマホップはカールスバーグのオリジナルアロマホップエキスを一部使用しており、独特な香りが楽しめます。
【参照】カールスバーグ
元祖ピルスナースタイル:ピルスナーウルケル
原産国:チェコ
現在、私たちが慣れ親しんでいる、日本の大手ビールメーカーが発売しているビールは、ほとんどが「ピルスナー」というスタイル(種類)といわれています。そんなピルスナースタイルの元祖ともいえるビールが1842年に誕生したピルスナーウルケル。バランスの良い苦味と甘みを楽しんでみてください。
【参照】ピルスナーウルケル
カットライムとの相性ばっちり!:コロナ エキストラ
原産国:メキシコ
透明な瓶の口にカットライムを差し込んで飲むスタイルが有名な、プレミアムメキシカンビールです。日本においても多くの人に愛されており、輸入ビールランキングでも上位に位置しているようです。
【参照】コロナ エキストラ
100年以上の歴史持つイタリアの醸造所が作ったビール:ペローニ ナストロアズーロ
原産国:イタリア
1846年にイタリアのパヴィア州ヴィジェヴァーノにて、フランチェス・ペローニの手によって始まった醸造所がペローニのルーツ。1963年にペローニ ナストロアズーロを誕生させます。スパイシーな柑橘系の香りが特徴で、爽快感のある飲み心地とすっきりとした後味も魅力のビールです。
【参照】ペローニ ナストロアズーロ
抑えておきたい国内ビールの主な銘柄一覧
続いては日本国内のビールメーカーによってつくられている、主なビールの銘柄を見ていきましょう。
サントリーを代表するビール:ザ・プレミアム・モルツ
“プレモル”でおなじみのサントリーを代表するビールの1つです。製造の時に使う水は、地下に眠る良質な天然水のみを使用。旨味成分が詰まったダイヤモンド麦芽の味わいを引き出すため、煮出しを2度行う「ダブルデコクション製法」を採用しています。
キリンの贅沢なビール:キリン 一番搾り 生ビール
1990年に生まれた「キリン 一番搾り生ビール」は、製造の過程で麦汁をろ過する時、最初に流れ出す一番搾り麦汁のみを使う、ピルスナースタイルのビールです。原料は麦100%。副原料を一切使わず、通常のビールの1.5倍(自社ビール商品比)の麦を贅沢に使用しています。
【参照】キリン 一番搾り 生ビール
辛口といえばこれ!? アサヒのビール:スーパードライ
1987年に誕生したスーパードライは、銀色のパッケージが印象的な、さらりとした飲み口にキレ味の鋭い辛口ビール。酵母には、高い発酵能力と上品な味わいを醸し出す香味特性を併せ持った「アサヒ318号酵母」を使っています。
【参照】アサヒスーパードライ
クリーミーな泡がビールのうまさを保つ! サッポロのビール:サッポロ生ビール黒ラベル
1977年の発売開始当初、黒ラベルの名称は「サッポロびん生」でしたが、黒ラベルの愛称で広まっていき、1989年には黒ラベルが正式な名前となりました。きめ細かな泡はクリーミーでビールの味や香りを新鮮に保ちます。
【参照】サッポロ生ビール黒ラベル
沖縄を代表するオリオンビール:ザ・クラフト
沖縄のビールといえば、オリオンビールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ザ・クラフトは伊江島の大麦を使い、やんばるの水で仕込むクラフトビールです。澄んだ旨みとスッキリした味わいが特徴で、0〜4℃と冷やして飲むことをおすすめします。
【参照】ザ・クラフト
人気のクラフトビール! ヤッホーブルーイング:よなよなエール
長野県軽井沢町に本社を置くヤッホーブルーイングは、ユニークなラベルと製品が特徴的な人気のクラフトビールメーカーです。そんなヤッホーブルーイングを代表するエールビールの1つが「よなよなエール」。アロマホップ「カスケード」のグレープフルーツに似た爽やかな香りと、麦芽のもつ優しい甘みがおいしさを引き立たせます。
【参照】よなよなエール
京都の名水を使ったビール 黄桜:ラッキードッグ
可愛らしいパッケージデザインのラッキードッグには、京都の名水が使われています。ほどよい苦味と赤銅色の色味が特徴で、大麦の香ばしい味わいとカスケードホップの柑橘風味が、気分を満たしてくれるでしょう。
【参照】黄桜 LUCKY DOG
ピルスナースタイルの本場・チェコのホップを用いたビール エチゴビール:ピルスナー
パッケージのデザインには、チェコの作曲家「ドヴォルザーク」の交響曲を演奏する、オーケストラの様子があしらわれています。ピルスナースタイルのオリジナルホップとされるチェコ・ザーツ産のアロマホップが使われおり、爽やかな苦味とホップの香りが印象的なビールです。
【参照】ピルスナー
※データは2020年9月上旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸
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