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上司が新卒部下とのリモートワークで感じる課題TOP3、3位考えていることがわからない、2位理解度がわからない、1位は?

2020.10.11

Withコロナ時代に向けて、リモートワークが数多くの企業で定着し始めている。一方で、離れた場所で働くからこそ生じる課題もある。とりわけ、価値観の違いやジェネレーションギャップに悩まされることも少なくない上司と部下のやりとりには困難がつきまといそうだ。

そこで今回、一般社団法人日本セルフエスティーム実践協会による、新卒の部下を持つ会社員上司111名を対象にした「オンライン環境でのコミュニケーション課題」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

■リモートでのコミュニケーションに課題を感じる上司は96.4%

「Q1.あなたはリモートでの部下とのコミュニケーションにおいて、現在課題を感じていますか」(n=111)と質問したところ、「とても感じる」が62.2%、「感じる」が34.2%という回答となった。

・とても感じる:62.2%
・感じる:34.2%
・あまり感じない:3.6%
・全く感じない:0.0%

■「ニュアンスが伝わらない」86.0%「部下の理解度がわからない」54.2%など、課題が山積

「Q2.Q1で「とても感じる」「感じる」と回答した方にお聞きします。どのような点に課題を感じるか教えてください(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「ニュアンスが伝わらない」が86.0%、「部下の理解度がわからない」が54.2%、「部下の考えていることがわからない」が51.4%という回答となった。

・ニュアンスが伝わらない:86.0%
・部下の理解度がわからない:54.2%
・部下の考えていることがわからない:51.4%
・仕事の背景や目的が伝わらない:49.5%
・熱量が伝わりきっていない:47.7%
・部下のモチベーションがわからない:37.4%
・その他:5.6%

■部下との意思の疎通に悩む上司も

「Q3.Q1で「とても感じる」「感じる」と回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外にあれば自由に教えてください」(n=69)と質問したところ、「声をかける適切なタイミングがわからない」「表情から感情が読み取りにくい」など69の回答を得ることができた。

<自由回答・一部記述>
・51歳:伝わっているという思い込み、相手のことを理解しているという思い込みを見直す表情などの情報が少ない。
・43歳:直接見る事が出来ないので、業務中の勤務状態を把握できない。
・40歳:声をかける適切なタイミングが分からない。
・55歳:オフィスではわからないことを隣にいる人に聞くことができるが、リモートだとメールなどを書いて質問をしなければならないので、生産性が低下する。
・39歳:こちらの伝えたい事がうまく伝わっていないように感じる。

■9割の上司が「仕事の品質」と「部下の育成」において不安を抱えているという回答に

「Q4.現在のリモートでの仕事が続いた場合、仕事の品質が低下、または部下の育成ができないなどの懸念を抱いていますか。」(n=111)と質問したところ、仕事の品質の低下に対して「とても懸念している」が42.3%、「懸念している」が46.8%、部下の育成に対して「とても懸念している」が42.3%、「懸念している」が49.5%という回答となった。

<仕事の品質の低下>
・とても懸念している:42.3%
・懸念している:46.8%
・あまり懸念していない:9.0%
・全く懸念していない:1.9%

<部下の育成>
・とても懸念している:42.3%
・懸念している:49.5%
・あまり懸念していない:7.2%
・全く懸念していない:1.0%

■82%の上司が、リモートコミュニケーションにおいて工夫を凝らしているという結果が明らかに

「Q5.現在、リモートでのコミュニケーションにおいて、あなたが工夫している点はありますか」(n=111)と質問したところ、「ある」が82.0%、「ない」が18.0%という回答となった。

・ある:82.0%
・ない:18.0%

■「業務では関わらないメンバーとランチにいく」など様々な工夫がある一方で、「諦めの境地」という回答も

「Q6.現在、リモートでのコミュニケーションにおいて、あなたが工夫している点はありますか(自由回答)」(n=62)と質問したところ、「業務で関わるメンバー以外とランチミーティングで顔を合わせる」「言葉の言い回しや、指示の出し方に具体性を持たしている」など62の回答を得ることができた。

<自由回答・一部記述>
・43歳:業務で関わるメンバー以外とランチミーティングで顔を合わせる。
・49歳:言葉の言い回しや、指示の出し方に具体性を持たしている。
・43歳:デモ動画を作成して、より分かりやすい伝え方を行っている。
・40歳:ビデオ会議では、最初に話を振る部下を、コミュニケーション能力が高い人物に 固定している。
・51歳:電話等でしっかり話した後、チャット、メールは決定事項の伝達に利用して、理解の相違がない様にしている。
・52歳:リモートが終わるのをまつ
・41歳:新しい企画を提案してもらう
・39歳:諦めの境地

■9割以上の上司が「体系化されたリモートコミュニケーションの方法を身に付けたい」という結果に

「Q7.部下とのリモートコミュニケーションでより自分の考えや熱量などを伝えられる体系化された方法があったら身に付けたいと思いますか」(n=111)と質問したところ、「とても思う」が56.8%、「思う」が34.2%という回答となった。

・とても思う:56.8%
・思う:34.2%
・あまり思わない:7.2%
・全く思わない:1.8%

まとめ

本調査では、新卒の部下を持つ上司を対象に、「オンライン環境でのコミュニケーション課題」に関する実態調査を行った。9割以上の上司がオンラインでコミュニケーションに課題を感じており、これらに関する体系化された方法を求めているという結果が明らかとなった。

オンラインコミュニケーションで悩んでいる点として、「部下の理解度がわからない」が54.2%、「部下の考えていることがわからない」が51.4%などの回答が挙げられた中、「ニュアンスが伝わらない」が86.0%と、自分が伝えたいことが伝わらないことが突出したものとなった。また、8割以上の上司は、部下への育成にも課題を感じており、もうすでに諦めているという回答も出ている。

これらの現状に対し「体系化された方法があったら身に付けたいですか」と質問したところ、9割以上の人達が方法を欲しいと回答。整理され、行動に落とし込みできる方法を求めていると言えるだろう。

今後、仕事の「オンライン化」はますます進んでいく流れにある。対面でできていたコミュニケーション、特に育成分野については難易度が高まっていると言えるだろう。しかし、企業として継続的な発展のためには次世代が成長することが必要。この方法論をいかに構築するのか、それが今求められていると言えるだろう。

<調査概要>
調査概要:オンライン環境でのコミュニケーション課題
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年9月17日〜同年9月23日
有効回答:新卒の部下を持つ会社員上司111名

出典元:一般社団法人日本セルフエスティーム実践協会
https://jsel.jp/

構成/こじへい

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