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今年上半期の女子中高生流行語大賞、ヒト部門1位はYOASOBI、モノ部門1位はNizi project、コトバ部門1位は?

2020.10.08

ティーンたちはいつの時代もブームを作ってきた。今回AMFは「2020年上半期の流行語大賞」を、「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門に分けて発表。次の時代にくるブームをランキングから紐解いていきたい。

ウィズコロナ禍で現役女子中高生100人が本気で選んだヒト・モノ・アプリ・コトバ

ヒト部門

1位に輝いたのは、2人組音楽ユニットの「YOASOBI」さん。デビュー曲「夜に駆ける」が大ヒット、ボカロPのAyaseが織りなすメロディーと小説が元になっているという独創的な歌詞から、TikTok発アーティストとしてサブスクを通して女子中高生の間で大流行した。国内配信チャートでも上位を独占し、今年上半期を代表するアーティストとなった。

2位の「莉子」さんは現役女子高生モデルで、Abema TV「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演し、飾らないキャラクターから女子中高生の支持を集めた。TikTokを始めとしたSNSを使いこなし、女子高生のカリスマとしての地位を築いた。

3位の「瑛人」さんは、デビュー曲「香水」がインディーズ・アーティスト初のストリーミングチャートで首位を獲得し、歌詞が共感できるとSNSから火が付き、歌ってみたや弾いてみたを始めとしたカバー動画が大きな話題を呼んだ。ブレイクの影響で、歌詞に出てくるドルチェ&ガッバーナの香水も再注目されている。

モノ部門

TWICEなどが所属する韓国大手事務所JYPとソニーミュージックによる共同プロジェクト「虹プロ」こと「Nizi Project」が1位を獲得。番組内で切磋琢磨しながら成長するメンバーたちが徐々に注目を集め、放送最終回ではデビューメンバーとして選出されなかった脱落メンバーの名前が、SNSでトレンド入りするなど大きな話題となり、女子中高生からの人気を獲得した。

2位の「あつまれどうぶつの森」通称「あつ森」は、Nintendo Switchのゲームソフトで発売開始時期が新型コロナウイルス流行時期と重なり、おうち時間の最強アイテムとして新たに関心を集めた。販売本数も1300万本を突破し、SNS上ではあつ森専用アカウント「あつ森垢」を作成し、ユーザー同士で交流し合う現象ができるなど社会現象となった。

3位の「ダルゴナコーヒー」は、韓国発祥の新感覚ドリンク。牛乳の上に泡立てたコーヒーを乗せたラテで、家でも簡単に作ることができることから、本流行語大賞のコトバ部門2位にランクインした「おうちカフェ」の相棒として女子中高生の間で人気となっている。

4位の「鬼滅の刃」は昨年の2020年JC・JKトレンド予測で当社が流行を予測し、見事的中。アニメ化された後、サブスクで配信し独自の世界観と個性的なキャラクターが話題となり、多くの女子中高生の注目を集めた。

アプリ部門

1位は「Zoom」。新型コロナウイルス感染拡大を受け、ほとんどの中高生はオンライン授業を経験し、入学後、クラス全体Zoomで友達を作り交流を深めるなど、必要不可欠なツールとして多くの女子中高生の生活に深く浸透した。

2位の「ミュージックスタンプ(Instagram)」は、Instagram上のストーリーズ投稿に、好きな曲をBGMとして追加することができる新機能だ。歌詞表示の機能もあり、恋愛ソングを使って歌詞で匂わせたり、バースデーソングで友達の誕生日を祝ったり、幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得した。

3位の「第五人格」は、昨年の2020JC・JKトレンド予測で当社が流行を予測し、見事的中した。サバイバーとハンターを中心とした鬼ごっこゲームで、強烈なキャラクターたちが織り成すゴシックな世界観が「どハマりする」と人気が出た。

コトバ部門

1位に選ばれた「◯◯しか勝たん」は、昨年の2020年JC・JKトレンド予測で当社が流行を予測し、見事的中。◯◯に推しの好きなアイドルやモノを入れ、勝るものはないと褒め称える際に使用される。「◯◯は正義」の表現の2020年版とされ、指ハートのポーズと共に撮影、多くの女子中高生のSNSに投稿された。

2位の「おうちカフェ」は、緊急事態宣言下でカフェに行くことができない中、本流行語大賞のモノ部門3位にランクインした「ダルゴナコーヒー」を中心に、手作りのスイーツやドリンクで工夫し、自宅でカフェ気分を楽しんだ。#おうちカフェはInstagramで453万投稿され、社会現象となっている。

3位の「おしゃピク」は、本流行語大賞の前身である「2017年JCJK流行るもの調査」で選出されたが、コロナ禍で公園でのピクニック需要が増え、前回を上回る大きなブームを巻き起こした。Instagram発のブランドがおしゃピクに必要なシートやバスケットなどを発売しブームを加熱させている。

上半期の流行をふり返ると、「YOASOBI」さんや「瑛人」さん、「JO1」さんなどのアーティストが楽曲をリリースするだけではなく、SNSを巧みに利用し、デビュー曲からメガトン級ヒットを飛ばし成功を収めている。

また「あつ森」や「ダルゴナコーヒー」など一度話題になったものを自分ごと化し、専用アカウントを作成したり、自分なりのレシピを加えたりして再度、発信しブレイクの"第二波”を女子中高生たちが作り上げていることが分かる。

構成/ino.

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