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ソロキャンよりハードルが低い!夫婦や恋人だけで満喫する「2人キャンプ」がおすすめの理由

2020.10.09

厳しい残暑も通り過ぎ、いよいよ「キャンプの秋」が到来した。

なにかと「3密」が忌避されるご時世となってしまい、キャンプを敬遠するむきも多いかもしれない。「あえてするなら、おうちキャンプかソロキャンプ?」と考えている方々に、もう1つの選択肢としておすすめしたいのが「2人キャンプ」だ。

2人キャンプは、読んで字のごとく2人だけでするキャンプ。夫婦や恋人同士で、あるいは気の合う友人の1人と一緒に、自然の中で気楽に過ごすという、意外となかった方法だ。

2人キャンプには、どんな魅力があり、楽しむためのコツがあるのだろうか? ウェブサイト「2人キャンプ初心者ガイド」を運営し、著書『心をいやす2人キャンプ』(芸術新聞社)もある、その道のベテラン、マツオカミキさんにうかがった。

マツオカミキさん プロフィール
1989年生まれ。東京都出身。早稲田大学卒業後、文房具メーカーに勤務。現在は、自分と向き合う時間をつくるブランド「じぶんジカン」代表。2014年に執筆・編集業にてフリーランスとして独立。2015年に2人キャンプの魅力に目覚め、Webサイト「2人キャンプ初心者ガイド」を運営開始。ウェブメディアやSNSを中心に、静かにゆっくり楽しむキャンプの魅力を発信している。現在は名古屋テレビのTV番組連動型Webメディア「ハピキャン」編集部にも在籍。

ソロよりもハードルが低いのも魅力

ソロキャンプが、ブームと呼べるくらい注目されている。そんな中、2015年に2人キャンプを始め、今も続けているマツオカさん。始めたきっかけと、その魅力はどんなものなのだろうか。

マツオカさん:もともと「キャンプは大勢で行くもの」というイメージがあり、ワイワイ賑やかな雰囲気が得意ではないわたしは苦手意識をもっていたんです。

そんなわたしがキャンプを始めたきっかけは、夏の野外音楽フェスに参加した際に宿の予約がとれず、夫と2人で「それならテントに泊まるしかない」と決めたことでした。

それまで一度もテントに泊まった経験がなかったのですが、自然に囲まれながら月明かりの下でゆったり静かに過ごす時間の心地よさに衝撃を受けて、そこから夫婦でキャンプにハマったんです。

2人キャンプの魅力は、初心者でも始めやすいことにあると思います。

最初からソロで行くのはなかなかハードルが高いです。特に女性だと、やはり防犯面も気になります。とはいえ、わたしのように大勢で行くのは抵抗がある人もいる。そういう人でも、気の合うパートナーや、友人と2人ならば、気兼ねなく楽しめると思うのです。

2人キャンプを満喫中のマツオカさん

普段できないことを存分に味わえる

マツオカさんによれば、2人キャンプで何よりも大切なのは「ゆったりと過ごす」ことだという。

非日常空間に飛び込むと、いろいろな予定で埋めたくなるが、そこは我慢するのが肝心だと著書にも書かれている。もっとも、まったくの無為というわけではない。具体的にどんな時間の過ごし方がよいか、おすすめポイントを教えていただいた。

マツオカさん:自分の好きなこと、やりたいことを心ゆくまでするのがいいと思います。普段の忙しい日々の中では「やらなければいけないこと」に追われ、「本当はやりたいこと」が後回しになりがちです。でも、予定を詰め込まずゆったりとした時間が流れるキャンプにおいては、好きなことを存分に味わえます。例えば本を読むとか、コーヒーを豆から挽いて淹れるとか、はたまた「ただボーっと空を眺める」なんていうのもアリです。

自分のために、贅沢に時間を使っていい。グループキャンプだと他の人と行動を合わせなければいけなかったりして、なかなかそうもいきませんが、気心知れた人との2人キャンプであれば、それが可能だと思います。

自分のために贅沢に時間を使えるのも2人キャンプの魅力

「心地よいと思うかどうか」が道具選びのコツ

2人キャンプへの関心が高まったところで、気になるのがキャンプ道具の準備。まったくの初心者は、新たに買いそろえるかレンタルすることになる。では、数人でのキャンプ経験がある人は、今まで使っていた道具をそのまま流用できるのだろうか。

マツオカさんの指摘する道具選びのポイントは、1つには「簡単に設営できるもの」。その理由は、のんびりできる時間をしっかり確保するため。そのほかの留意点について、マツオカさんは、次のように解説する。

マツオカさん:道具選びにおいては「自分たちが心地よいと思うかどうか」を意識するのがよいと思います。

わたしたち夫婦は、キャンプ道具へのこだわりがあまりなく、安価でも使い勝手がよければ使うし、例えば「写真映えする感じにしたい」といった欲もなく……。とにかく設営撤収が簡単で、荷物は最小限であることが、わたしたちにとっては心地よいのです。

ただし、そんなわたしたちもチェアだけは座り心地にこだわっていて。大きくて持ち運びは不便だけれども、リクライニングできるものを使っています。理由は、空を眺めたり、座って昼寝をしたりと、心地よく過ごしたいから。

人によって「どういう空間・道具であれば心地よいか」は異なると思います。見た目がオシャレだとテンションが上がる人もいると思いますし、こだわりの道具を使いたい人、大きいテントで過ごしたい人……など。

個人的には、キャンプ初心者であれば2人にちょうどよいサイズ感の、使い方が簡単な道具から始めるのがよいと思いますが、「こうでなければいけない」なんて決まりはありません。また、最初から全部そろえる必要もなく、最低限テント・チェア・テーブル・ランタンなど基本の道具があれば始められるので、気軽に一度試してみてほしいです。

初心者は最低限の道具でOKだが、こだわりたいモノは突き詰めても◎

秋でも防寒対策はしっかりと

秋は、キャンプをする人が一番多くなる季節。日中は過ごしやすいが、夜から朝にかけて冷え込むなど注意したいこともある。

季節ならではの注意点や暗黙のルール・マナーも含め、2人キャンプデビューで気を付けておくべきこととして、何があるだろうか。

マツオカさん:秋にキャンプデビューする場合は、「やりすぎかな?」と思うぐらいの防寒対策をするのがおすすめです。例えば、コートを一枚持っていくとか、ブランケット、毛布、ホッカイロなどをもっておくなど。思った以上に朝晩は冷え込みますからね。

キャンプのルールに関しては、まず各キャンプ場の規則をしっかり守ること。消灯時間や、音楽をかけてよいかどうか、焚き火に関するルールなど、だいたいチェックイン時に説明があります。

マナーについては、例えば夜中まで騒がないといったことは基本ですが、消灯時間以降に車のドアを開け閉めするのも、音が響くので控えるのがベター。基本的には「キャンプ場にいる自分たちだけでなく、他のキャンパーも快適に楽しめるかどうか」を考えていれば、マナーは守れると思います。

はじめての2人キャンプは、わからないことだらけだと思います。まずは初心者でも挑戦しやすい「設備が充実したキャンプ場」を選びましょう。そして、キャンプ中に「これはどうすればいいんだろう?」と思うことがあれば、管理棟でスタッフの方に相談してみるのがおすすめです。

最近では、2人でキャンプに来ている人も以前より多く見かけます。キャンプに対してグループで行くイメージや、玄人ばかりのイメージをもっている人も、キャンプ場へ行けばきっと「初心者でも、2人でも、楽しんでいいんだ!」と思えるはず。ぜひ、2人キャンプを楽しんでくださいね。

焚き火など、キャンプならではのルール・マナーは遵守しよう

ぱっと見、ハードルが高そうに思える2人キャンプ。しかし、マツオカさんの話をうかがうと、実は初心者にも向いていることがわかる。キャンプデビューを考えている方は、2人キャンプから始めてみてはいかがだろう。

文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)

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