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スマホのリファービッシュモデルのグローバル市場成長率が昨年落ち込んだ理由

2020.10.19

リファービッシュスマートフォンのグローバル市場の成長率が減少

カウンターポイント社の調査により、2019年におけるリファービッシュスマートフォンのグローバル市場は、前年比1%減となり1.37億台をわずかに超えるに留まり、19年の下半期、特にAppleの買い替え需要が強かった第4四半期に市場は成長。しかし、下半期における1%の成長率は、上半期の落ち込みを補うには足りなかったことが判明した。


▲2019年におけるリファービッシュスマートフォンのグローバル市場の成長率

過去4年間で、リファービッシュ市場が通年で落ち込んだのは、初めてのことだ。この傾向は、米国、中国、欧州などの主要市場での新機種販売の低迷に繋がっている。実際2019年には、これらの地域での小売りの合計は前年比6%減少している。

高級機セグメントでの機種アップグレードも軟調で、ユーザーは自身の端末を手放さず、買い替えサイクルが長くなっている。先進国では高級機種がリファービッシュ端末の流通量の主要部分である。最大のリファービッシュ端末市場である中国では、2019年に市場は前年比4%減少した。

これは、中国経済が低調だったことと、それに、中国のリファービッシュ端末市場におけるエコシステムのプレイヤーにとって利益を上げるのが難しくなってきたこと、という2点が重なった結果である。また、大口の購入者がより慎重になったため、米中貿易摩擦もこの市場に影響を与えた。リファービッシュ端末機のエコシステムにいる中小メーカーは成長したものの、大手には成長が見られなかった。

これらの新興国の経済においては、リファービッシュ、通常の新品端末販売のエコシステム含め全般がまだ黎明期にある。スマートフォンに関しては、リファービッシュ端末機の市場はまだ十分浸透さえしていない。

多くのユーザーが値ごろな機種をインターネット通販で探している状況にある。フィーチャーフォンからスマートフォンへの切り替えや、高級機を手ごろな価格でなんとか手に入れたいという強い思いが、これらの地域での成長を支えるだろう。

また、インドなどでは混沌としていたリファービッシュ端末機市場が次第に整備されてきており、これによって新たな機会も生まれている。とはいえ、消費者側のリファービッシュ端末機に対する認識を高めること、リファービッシュプロセスの標準化、品質保証体制確立などの努力により、消費者の信頼を得ることがこれら新興国の潜在市場にフルアクセスする上で必要である。残念ながらCOVID-19によって、ここでも2020年の成長が影響を受けるであろう。

構成/ino.

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