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カッコいいというより楽しい|ホンダ初の量産ピュアEV「Honda e」に搭載された驚きの先進テクノロジー

2020.10.07

いよいよホンダ初となる量産ピュアEVのホンダeが登場した。しかし、その走行性能やパッケージングを報告する前に、ぜひとも紹介したいのが、ホンダeに満載された先進のテクノロジー、機能、装備である。

ホンダeはズバリ、都市型コミューターとして開発された、全長3895mm、全幅1750mmのコンパクトなピュアEVだが、そのエクステリアを象徴するのが、キュートな前後丸目のライトに加え、サイドカメラミラーシステムの”可愛い”突起ではないだろうか。

そう、ホンダeにはアウトサイドミラーという無粋な!?パーツはない。その代わりにサイドカメラミラーシステムを搭載。後方を映し出す小さなカメラ、駐車を補助する下向きのマルチビュー用カメラ、サイドターンシグナルの3つの機能を内蔵したものである。

ドアを開けるには、フラッシュアウターハンドルを操作する。普段はデザイン的なノイズを極限まで減らすための突起のないフラッシュデザインであり、キーを持って近づくと、自動的にポップアップし、引くことが(開けることが)できるのだ。暗がりでも、ウエルカムランプが配置されているため、戸惑うことはない。

ホンダeは、テスラなどの大きなピュアEVがタブレット的であるとすれば、こちらはコンパクトなスマートフォンのようなクルマと表現できる。実際、ホンダe専用のHondaリモート操作アプリによって、スマートフォンがデジタルキーになり、センターピラーのNFCマークにスマートフォンをかざすだけでドアのアンロック、ロックができ、さらにダッシュボード上のNFCマークにスマートフォンをかざせば、起動、電源ONもできるのだから、先進感たっぷりだ。つまり、キーを持たなくても、スマートフォンだけでホンダeを目覚めさせ、走らせることができるというわけだ(国産車初。スマートフォンのバッテリー切れに注意されたい)。これはもう、走るスマートフォンそのものではないか!!

ホンダeに乗り込めば、そこは未来感たっぷりの、モダンリビングと言っていいスタイリッシュな空間だ。ここで、誰もがその新しさに感動できるのが、世界初の5つものスクリーンをダッシュボード左右いっぱいに水平配置するワイドビジョンインストルメントパネルの存在だろう。

中央に12.3インチのスクリーンを2面並べたワイドスクリーンHonda CONNECTディスプレーが配置され、運転席側、助手席側で別々の画面を表示できるほか、1面上でのナビ画面などの左右入れ替え、これまで表示した何枚もの画面を重ねて表示し、任意の画面を開けるなどの、スマートフォンさながらの操作が可能となる。スクリーンには、家族やペットの写真も表示できるのだから、楽しいではないか。

ちなみに、スマートフォンでは、エアコンの遠隔操作、目的地設定、充電管理、リッドオープン、クルマを探す・・・などの機能を利用できるのだから便利この上ない。

その上で、ヴォイスコントロールによって「OKホンダ」の発声から、「お腹が空いた」と喋れば、自車の近くの飲食店一覧をスクリーンに表示。つぎに「中華が食べたい」と発声すれば、近くの中華料理店一覧が、距離の近い順に表示されるのだ。

ピュアEVで気になるEV走行可能距離は、上級のアドバンスグレードが、より現実的なWLTCモードで283キロ、実質220キロ程度と思われるが、ホンダeの場合、スクリーン上に充電検索ボタンがあり(あれこれ操作しなくてOKなのが便利で安心)、一発で、充電スポットを現在地から近い順に表示してくれるとともに、通信機能によってその充電スポットが現時点で空いているかも教えてくれるのだから心強い。

ところで、サイドカメラミラーシステムは、すでに一部のクルマに採用されている技術だが、これまであったアウトサイドミラーがなく、後方確認に慣れが必要のように思われるが、ホンダeのサイドカメラミラーシステムの場合、ワイドビジョンインストルメントパネルに両端にある収まりの良さもあって、はじめてホンダeをドライブした際も、画像の鮮明さも手伝い、ボクとしては、すぐにほとんど違和感なく使えることが分かった。むしろ、アドバンスグレードに標準装備されるデジタルルームミラーのちょっとボケ気味の画像のほうが、違和感を覚えたほどだ(すぐに通常のミラー面に変更した)。

このほか、アドバンスグレードにはAC100V/1500Wコンセント(アドバンスグレードのみ)なども装備され、電動車としての機能は多彩。もちろん、最新の先進運転支援機能=ホンダセンシング、SOSコール、車内WI-FIなどの通信機能の充実度にも注目である。

なお、価格はベースグレードが451万円、アドバンスグレードが495万円となるが(補助金あり)、すでに第一期の注文受付数に達したため、現在、注文を一時、停止している。

さて、今回の報告はここまで。余りにも伝えたい情報が多すぎるからだ。後席の居住性、ラゲッジの使い勝手などのパッケージング、そしてアドバンスグレード、ベースグレードの2種類の電動パワートレーンがもたらす走行性能などについては、別途、お届けしたい。

ホンダe
https://www.honda.co.jp/honda-e/

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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