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真田丸の舞台になった九度山に実在した高野山の案内犬ゴン

2017.02.27

■連載/ペットゥモロー通信

NHK大河ドラマ『真田丸』の舞台として注目を浴びた和歌山県の北部に位置する山あいの町、九度山町(くどやまちょう)。弘法大師(空海)が開いた聖地とし名高い高野山の玄関口として知られるほか、弘法大師の母公のお寺・慈尊院があることでも有名だ。そんな慈尊院の境内に、1匹の犬の碑があるのをご存知だろうか。「高野山の案内犬ゴン」として活躍した伝説の白い犬の碑だ。

「高野山の案内犬ゴン」とは、その名のとおり高野山の参詣者を案内していたことからその呼び名がつけられたのだが、そのエピソードはまさに不思議そのもの。元々野良犬だったゴンが慈尊院付近に姿を現しはじめたのは昭和60年代の頃。お寺の鐘の音から連想し名付けられたゴンは、誰に教わることもなく、高野山の玄関口である九度山駅に降り立った参詣者を慈尊院まで道案内。これを繰り返していくことで、いつしか慈尊院に住みつくようになっていったのだが、実は、ゴンの道案内にはまだまだ続きがあったのだ。

「ある日のこと、高野山から『参詣者の方々が犬に案内されてましたよ』という連絡をもらってびっくりしたんです。なにせ慈尊院から高野山までは20km以上、人間の足で7〜8時間はかかりますからね。私はお寺にいるので、普段はゴンの行き先を把握できませんでした。多くの方々の体験談によって知ることができたのです」(慈尊院・安念清邦住職)

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