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なぜコンビニコーヒーはビジネスマンに支持されるのか?

2017.01.12

人気が続くコンビニのカウンターコーヒー。30代以上のビジネスパーソンに活用される理由とは?

 コンビニで手軽に飲めるカウンターコーヒー。セブン-イレブンが淹れたてコーヒーの提供を本格スタートした2013年に活性化し、各コンビニチェーンはこぞって「コンビニカフェ」商戦を勝ち抜くための施策を強化した。そんな流れの中、2015年以降どのような進化を遂げてきたのか、そして、このカウンターコーヒーを牽引する性別・年代、そして人気の理由を見ていこう。

■まだまだ続く「カウンターコーヒー」商戦

人気が続くコンビニのカウンターコーヒー。30代以上のビジネスパーソンに活用される理由とは?

 コンビニで、淹れたてコーヒーが100円程度で手軽に飲めるのは、もはや当たり前になった。しかも価格を感じさせないクオリティの高さも評判だ。あらゆる理由で、カウンターコーヒー市場は、近年活性化している。2015年には6月にセブン-イレブンのセブンカフェがアイスカフェラテの提供をスタート。ビーズ状のアイスに特殊加工されたミルクにドリップコーヒーを注ぐスタイルだ。これまでのシンプルなホットとアイスコーヒーのみ提供に、一つバリエーションが加わった。

 ファミリーマートのファミマカフェには、元々、カフェラテやアイスカフェラテ、さらに、2014年に新登場したカフェフラッペなどのバリエーションが豊富だが、これに加え、秋冬向けとして紅茶、抹茶ラテ、ココアを展開。ブラックコーヒーを避けがちな女性客に好まれるラインアップで攻めた。

 また、ローソンのマチカフェは2015年3月、新作ブレンドコーヒーをリリースした。環境保全や農園労働者の生活向上などの厳格な基準である「レインフォレスト・アライアンス認証」を受けた農園のコーヒー豆のみに絞った高品質な味わいに格上げしたのだ。いずれも、各コンビニでそれぞれの色が濃くなってきたといえる。

■30~50代男性ビジネスパーソンが牽引

 そもそも、このコンビニのカウンターコーヒーは、どのような層に利用されているのだろうか。その実態がnpd JAPANの2014年の調査で明らかになっている。コンビニには缶コーヒーの存在もあるが、コーヒー(ブラック、ミルク入り含む)に限っていえば、缶コーヒーのほうが利用が28.6%と多かったものの、手淹れのカウンターコーヒーも20.6%と少なくない結果になっている。

 飲まれている場所は、主に「車の中」34.7%や「職場」28.1%で、6割が男性。また、特に30~50代の男性に利用者が多い傾向が出ているため、ビジネスパーソンが仕事の合間に積極的に利用していることが伺える。性別・年代別の統計では、30代男性が17.9%、20代男性が15.0%、40代男性が11.0%、50代男性が9.5%の順で多い結果に。女性も30代(10.7%)と40代(10.2%)が多くなっており、男女ともに30代以上のビジネスパーソンがお気に入りのようだ。

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